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【vs会社🔥】会社を壊すダメ目標に立ち向かえ③
ダメ目標③「ミスをしない」
営業でこの状態では、製造も思いやられる…と思いつつ、製造部門の会議に参加しました。
どんなことが話し合われているか、実際に目で見てみようと思ったのです。
その結果、以下のことがわかりました。
▼製造部門会議の内容
製造会議で話し合われるのはどんなミスがあったか。
ミスの対策は個人がもっと気を付けること(精神論)。
(後でわかりましたが)議題に乗っていないミスがある。
「これはまたやばいな…」と思いました。
実際、他部門からも指摘されていたのですが、製造部門がミスを隠蔽しているというのです。
製造部門は『売り上げに関与できない』と考えています。すると自分たちの目標が無いに等しいので、評価がプラスになることはありません。でも、ミスをすればマイナスです。つまり、評価はマイナスorゼロの二択ということになります。
そのどちらかを選べと言われれば、当然ゼロを目指すことになります。そのためには、何もしないことが得策です。もしミスをしても、報告しないことがコスパの良い対策になります。報告してもプラスにならないのですから。
▼問題
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『ミスしない』は、散見する目標ですが、これは非常にまずいです。以下の無理と非効率性があるからです。
人間の限界: 人間は感情や体調、環境の影響を受けるため、完璧にミスを避けることは難しい。
学習と成長: ミスは学びの一部であり、成長を促進する重要な要素である。
不確実性の存在: 外部の影響や予測不可能な出来事がミスを引き起こす可能性がある。
過度のプレッシャー: 完璧を求めるあまり、逆にミスが増えることがある。
目標の設定としての不現実性: 完璧を目指す目標は達成不可能であり、現実的な範囲での目標設定が必要。
次回、ダメ目標④「改革」へ!
【改革ノート】会社を壊すダメ目標に立ち向かえ①、②