家族療法と面会交流支援&セミナーのお知らせ
(一社)びじっと・離婚と子ども問題支援センター代表理事の古市理奈と申します。普段は大法寺の副住職を務める身であります。
びじっとは、面会交流支援を行う民間のボランタリー団体になります。
只今、家族療法を学ぶために家族相談士養成講座を受講中です。
臨床心理士、公認心理士の方々と混じっての受講ですので、追いついていけるだろうか?というのが、とても心配でした。
ところが、面会交流支援という実践現場に身を置いて、まもなく14年。
家族療法の言わんとすることが、まったくそのとおり!!と共感しまくりの養成講座受講となりました。
といって、家族相談士資格に合格するかどうかは、別問題だということは予めお伝えしておきます。元々、受かることが目的での受講ではないので。資格とか関係なしに、家族療法については、常日頃から学ぶことが肝要であると私は感じています。まあ、無事に受かれたら、それはそれで大変に嬉しいものはあるので、がんばります(笑)
この家族療法は、理解されにくいという分野なのだそうです。
確かに、これは実践現場に立たない者が、理論だけ習得しても何ら得心は得られないのではないだろうか?と受講していて感じました。
問題を抱えた方々の相談を受けているだけでも実践といえるのかもしれません、が、面会交流支援の実践に勝るものはない!というのが私の率直な感想です。
まあ、だからこそ、いま、心理士でもない私が受講できているわけですけど。
(受けろ受けろと言われてても、寺のことやりながら、毎週上京することは難しくて💦 でも、今年はオンライン受講になって、万歳!!です)
面会交流支援団体の皆様。是非、家族療法を学んでください。家族療法は、日本の明日を変えていく、優れた実践のノウハウが詰まっています。
さてさて、お知らせです。
これまで、面会交流支援団体のセミナーはクローズなものが多かったのを反省致しまして、公開講座を開催する運びとなりました。
内輪のクローズな勉強会にばかりしていると、「面会交流を安心・安全に行うために、巨大な監視機関を複数作る。そして、その監視機関を法制度化し、認証機関を設ける」というようなデマがネット上に飛び交うので、おいおいおいおいおい💦と、なりました。
一応、認証団体の(一社)面会交流支援団体全国協議会においても二宮周平教授から表明が出されています。
クローズな勉強会ばかりだと、こうした疑惑が蔓延するのですね。よい勉強になりました。
ということで、多くの皆様に面会交流支援団体を知って頂くためのオープンセミナーを面会交流支援団体の皆様とともに開催いたします。
面会交流支援団体合同イベント
「面会交流支援ってなあに?」
面会交流をサポートする第三者支援機関が、少しずつ増えてきています。特色や特徴をもった様々な取り組みも始まっています。
そこで今回、複数の支援団体が集って面会交流支援について、直接お伝えする機会を企画しました。
「面会交流支援は、どうしてあるの?」
「面会交流支援は、どんなことをしているの?」
知りたいこと、聞いてみたいこと、何でも質問してください。
◆開催日時
7月24日(土)19時00分 開始~21時00分 終了
◆参加団体
一般社団法人 びじっと 離婚と子ども問題支援センター(神奈川)
ボヌールシップ(神奈川)
共に咲く花の会(長野)
NPO法人 ハッピーシェアリング(大阪)
NPO法人 子じかネット(大分)
一般社団法人 沖縄共同養育支援センター わらび(沖縄)
◆参加対象
面会交流支援に関心のある方
◆参加形式
オンラインのみ(Zoomを利用:イベント前日までにURLをお知らせします)
◆参加費
無 料
◆申し込み
メールフォームにて https://forms.gle/EQcpSgDUmoKVPhpb9
◆内 容
19時00分~ イントロダクション
19時10分~ 各団体から支援内容や方法などの説明、特色や特徴などPR
~20時10分 (5~10分間×6団体)
20時10分~ 参加者からの質問コーナー
~20時50分 (モデレーター 二宮 周平 先生)
~21時00分 参加者からの感想やコメント
◆主 催
面会交流普及推進あいぼりーりぼん/面会交流支援実践者交流会
◆共 催
日本学術振興会2019~2022年度科学研究費助成事業
「親の別居・離婚における子どもの権利保障システムの構築」
(代表者・二宮周平〔立命館大学法学部教授〕)
◇問い合わせ
info@parentingtime.jp
(親子のふれあいと絆を大切にする会)
皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。