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開散運動系トラブル2⃣【開散過多】という目の人の特徴と動画

■ 開散過多(かいさんかた)の症状

今回は、開散過多という目の人の症状と問題点、解決方法を考えてみましょう。

この眼位の人は、遠方視線(常用視線)で、大きな「外斜位」がある人です。遠くを見る(テレビや運転)際、常に眼精疲労や肩こりがあり遠近感覚(深視力)が苦手です。また長時間の運転で眠気を感じやすく集中力が長く続かないという人が多いです。

常に輻輳力(内直筋)を使い眼位を維持しているために常に疲れやすく体の不調を感じやすいという特徴があります。

近方視では、ほぼ正位に近い斜位がある程度なので、近方視で不自由を感じることはありません。

開散過多は、常用視線で大きな外斜位があるため輻輳力(内直筋/赤い部位)
を使い眼位を維持させながら焦点を合わせながら生活している。力を抜くと
眼球が開きたちまち複視(視界が二重になる症状)を起こしてしまう。

◎開散過多のメガネレンズ(プリズム処方)テクニックはこれだ!

開散過多は、遠方視で「大きな外斜位」近方視で「小さな外斜位」が特徴で、調節性輻輳(AC/A比)は高く(high)である。
度数変化による斜位数値の変動が大きく、顧客が近視であれば、近視度数は完全矯正値で合わせることが重要です。軽くすると外斜位がさらに大きくなり日常生活に支障をきたします。(解決方法は下記参照)

■ カバーテストの「開散過多」の目の動き(動画)

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