「見る」ために必要な両眼視の仕組みを知ろう!/US-VT ビジョントレーニング
■【US-VT 】視覚機能検査/ビジョントレーニング
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■ 両眼視の仕組み
私たち人間は、外界の風景「立体感覚、距離感覚(深視力)」は、両目で物を見ることで、この感覚がはじめて理解できます。
物の「サイズ、色」などは、片目のみの機能でも認識できるが、「立体感覚、距離感覚」は、片目のみでは機能せず、ほぼ平面(2D)の視界になってしまいます。これは皆さん方が、片目をかくして視界を見ることで理解できるでしょう。
◎両眼視(視界の映像が目から脳へ)
◎視界の映像(対象物)の立体感や距離感がわかる目の仕組み
立体感覚や距離感覚(深視力)が、ほぼ感じられない人とは、どのような人でしょうか。
それは、「斜視眼」に人です。斜視の人は、片目を使わないため常に片眼視しかしません。両目で視界を見ることができません。
斜視の人は、スポーツや運転が苦手の人が多いようです。大型免許や二種免許を所得するのに苦労すると思います。
またプロレベルのアスリートになると斜視眼の人は残念ですが大成することは、難しいでしょう。
■ 距離感覚(深視力)が弱い人の原因と解決策
斜視ではないが、距離感覚(深視力)が苦手な人は何が原因なのでしょうか。大きく考えて4つ原因があります。
1、視力の低下
2、左右の不同視
3、斜位が大きい
4、輻輳力が弱い
簡単に説明を加えると
1、の「視力の低下」は、静止視力が0.7より低下している。0.7以上あっても比較的強い乱視等あると距離感覚が低下してしまう。
*対策・・・メガネやコンタクトレンズ等で屈折異常を矯正する
2、の「左右の不同視」は、右と左の視力(度数)が大きく違うために左右同じ視力に合わせることができない目の人
*対策・・・不同視の矯正は意外と難しい。凹凸レンズ2・00(D)以上の差がつく眼鏡をかけると「左右の不等像」を生み脳の後頭部で映像を組立る際に混乱を起こすためです。(不等像視)
大きな不同視の場合は、コンタクトレンズやオルソケラトロジー等で矯正することが無難な対策です
3、の「斜位が大きい」は、遠方、近方に大きな眼位ズレ(斜位)があり、外眼筋の力では、この斜位をおぎなえない
*対策・・・斜位が大きい場合は、斜位の方向(外斜位・内斜位・上斜位・下斜位)に合わせたプリズムレンズ処方が効果的です。
4、の「輻輳力・開散力」(外眼筋)の力が弱い、または動きが鈍くなっていて動く物に対してスムーズに追えず距離感が図れない
*対策・・・6本の外眼筋の力が弱い、動きが硬い場合はVT(ビジュアルトレーニング)で外眼筋の動きを強化する。US-VTでは、このトレーニングで効果をあげます。特に輻輳運動(ふくそううんどう)開散運動(かいさんうんどう)強化です。
◎輻輳運動とは
近くの文字や画面を見る、近づく物に対して焦点や距離感を図るために眼球を内側に向ける眼球運動です。(上記イラスト参照)
すなわち「寄り目」の運動ですが、この寄り目が苦手だと様々と支障がでてきます。
◎開散運動とは、
手元のスマホやPC画面を注視後(輻輳状態)から遠くを見る際に目を外側へ向ける眼球運動です。
すなわち「開き目」の運動です。現代人(子供から大人まで)長時間のスマホ注視によりこの開散運動ができない人が多くなってます。
よく言われる「スマホ老眼」の症状は、この眼球運動に難があるためです。
■ 両眼視の視機能に問題があるとどんな症状がでる?(世代別・職業別)
◎スポーツアスリート
アスリートは、両眼視の基本的な動作、「輻輳運動と開散運動」この二つの眼球運動が「弱い、鈍い」と迫ってくるボールの距離感に微妙なズレを生じます(輻輳運動)。
また開散運動が弱いと自分から近い距離のものを見ていて遠くの物に視線移動する際、視線向きや焦点が合わずミスがでやすくなります。
例えば、野球の守備を連想してみてください。捕球で視線は輻輳し、送球で開散します。このときに視線の固視(こし)が定まらず悪送球など送球ミスが多くなります。
また「深視力」が苦手になるので広いフィールドのサッカーやラグビーなどの精度のよいパスやキックが狙ったポイントとズレを生じます。
◎児童・生徒
最近の子供は、輻輳運動に問題がある子が増えてます。(輻輳不全)
学校生活で下記のような症状のあるお子さんがいれば輻輳及び開散運動系に問題がある可能性があります。
①教科書や本、ノートへの読書きが遅くきれいに書けない
②輻輳運動に問題があると手元の文字が二重に見えるため集中できず内容が理解できない
➂黒板の書き写しが苦手で遅い
④体育が苦手、キャチボール、ドッチボール、縄跳び、跳び箱など
◎ドライバー(シニア世代の運転)
車の運転において「輻輳・開散運動」が弱いと前後の距離感覚や大型ドライバーや二種免許に必要な「深視力」が苦手になります。前方に停車している車の間隔や左右の車幅感覚、交差点で対向車との距離感、高速道路での動体視力の低下など特にシニア世代の人は、この輻輳・開散運動を強化(滑らかに)することで改善されます。
◎ビジネスマン・OLさん
PCや事務仕事で「輻輳・開散運動」が弱いとPCの文字が二重に見えたりピントが合わせづらく眼精疲労や肩こり頭痛の原因にもなります。
また上記症状があると余計に集中して見ようとするために瞬きの回数も減り姿勢が悪くなるためVTDやドライアイの症状がでやすくなります。
疲れがたまると仕事帰りの車の運転では、遠方視力が低下してしまい運転にも支障をきたします。
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両眼視検査からビジョントレーニング
視覚機能の健康診断は「60日で完全マスター米国式21項目検査」で行います。この検査で問題点があればビジョントレーニングにて視覚機能の回復を…
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