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両眼視検査1【遠方水平眼位検査】/60日で完全マスター米国式21項目検査

ここから両眼視検査です。 #8番遠見眼位検査 です。
この検査は遠方視時における視線のズレを数量的に計測します。カバーテストで遠見時のズレを確認しておくと斜位の方向と量に予測がたてられます。(プリズム(△)表記します)

■ 水平斜位の特徴


◎外斜位(EXO・P)
遠方視において眼が外側にズレている眼です。そのズレを鼻側の筋肉(内直筋)を使い視線の向きを調整しています。長時間の運転や会議などで疲れを感じやすく眠気を感じやすい人が多く集中力に欠くことが多い
眼位ズレが大きいと輻輳不全=距離感覚が苦手になり深視力が弱くなります。

*深視力:大型免許・二種免許免許所得更新に必要な視機能

◎内斜位(ESO・P)
遠方視において眼が内側にズレている眼です。そのズレを耳側の筋肉(外直筋)を使い視線の向きを調整している。
眼を外側に開かせる事が苦手なタイプで常に眼精疲労があり頭痛持ちの人が多く風景が二重に見えることがある。

眼球周囲の眼6本の眼筋


■ 遠方水平眼位検査(#8/基準値1EXO±1)


プリズム分離法使用します。この方法は、片眼に分離プリズムBUを装用し、一文字または縦に並んだ一列の文字を視標とします。
まず被検者に視標が二重に見えることを説明したうえで、片眼にBUの複視を
させるための分離プリズムを装用します。
一般的に6⊿BUを左眼に装用し、右眼には測定プリズムを装用します。もしBUを装用している眼を遮蔽すると被検者には上側に像が見えます。よってBUを装用している眼では下側に像が見えます。
被検者には、下側の像を固視するように指示をし上側の文字が下側のどちら側に見えるかを尋ねます。上側の文字が真上にきた時の測定プリズムが斜位の大きさと方向を表します。

手動式フォロプター

続きは下記PDFを確認してください

#8水平眼位検査による両眼視検査 /検査手順と判定テクニック集

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