【公共交通で考えるまちの未来】5年前のイベントで紹介した計画の一部の実証実験が決定!
若桜鉄道全駅経由非公認ハーフマラソン大会(通称:わかてつハーフ)実行委員会の実行委員長兼事務局長の垣本です。今回は公共交通である若桜鉄道に関連した施策について書いてみました。
鉄道とバスの共通パスの実証実験がまもなく
今日Facebookでの知人の投稿で鉄道とバスの共通パスの実証実験がまもなく行われることを知りました。
この施策は5年前に私が同じ想いの仲間と開催した「公共交通で考えるまちの未来」というイベントでも紹介した「鳥取県東部地域公共交通網形成計画」に書かれていたものでした。
私の住む若桜・八頭エリアではローカル線である若桜鉄道と日本交通の路線バスがほぼ並行して走っていますが連携されていません。そのためそれぞれ単独で利用した場合、利便性はあまりよくなく通勤や通学に利用している人もどんどん減っていました。そこで若桜鉄道と並行して走る日本交通の路線バスが運行間隔を調整した上で共通の定期券が実現すれば利便性が上がって通勤や通学に利用している人も増えると考えられていたのだと思います。
私も5年前に計画を読んでとても期待していたので非常に感慨深く、思わずコメント欄にこんなコメントを書いてしまいました。
「公共交通で考えるまちの未来」というイベントの目的
5年前に開催したこのイベント「公共交通で考えるまちの未来」の目的は⿃取県東部の公共交通の課題を解決するために策定された「⿃取県東部地域公共交通網形成計画」を知ってもらうことでした。この計画に書かれていたことが実現すると、観光や通勤・通学での利用でも「使える」レベルの公共交通になり、若桜谷の利便性が飛躍的に向上して、このエリアの価値も非常に高くなると本当に思っていました。
鳥取県から2名、八頭町から4名、この計画に関わった企業の方1名が説明に来ていただけました。7名の説明の方や4名の主催者以外に25名の一般参加者がきていただき本当に予想以上でした。市内、浜村からの参加者があったのも驚きました。
八頭町で飲食店を経営されている方や、若桜町で補完的な交通事業をされている方の意見も聞くことができたのもよかったです。
鳥取県東部公共交通網形成計画(若桜八頭エリア)の進捗状況
この計画に書かれていた私の住む若桜・八頭エリアの主な施策と実施状況を以下に記載します。
お金のかかる事業は意外と早めに実現していますが、地味に効果がありそうな施策はなかなか実現していないなという印象でしたが、やっと一歩進んだ感じです。
イベント開催の裏側
実はこのイベントは、交流のあった若桜鉄道の社長である山田和昭さんが若桜鉄道を離れられることを知ってから、何度かこの地域の公共交通の将来のことを話をさせていただいたこともあったので、その想いを引き継がないとと思った数名の仲間で開催したイベントでした。少しはこのまちの未来の役に立ったかなと当時は思いましたが、このイベント以降は続編のようなイベントができてなく残念です。
実証実験に参加します!
今回、この実証実験が行われると言うことで、ぜひ参加して協力してみようと思います。すでに利用料金半額助成モニターに応募しました。
実証実験が成功してぜひ実際に実現して欲しいです。その時は通勤に使うことを検討します。
その他の施策についてもぜひ前に進めて欲しいですね。
・若桜鉄道と日本交通バスとの運行間隔調整
・JRと若桜鉄道の乗り継ぎ割引の導入
一番大事なのがマイカー依存からのマインドチェンジ
一番大事なのがマイカー依存からのマインドチェンジだと思います。
こちらについては非常に難しい問題ですが、経済的な内容も含めた情報発信が重要と考えていますので、今後勉強しながら発信していきたいと思っています。