スペースソラさんで「地域公共交通コーディネーター・プロデューサー養成プロジェクト」キックオフイベントをオンライン視聴
最近、時間やお金をかけて様々なことを学んでいます。今日は公共交通について学びました。
今日は公共交通についての学びのスタート
先日若桜鉄道の元社長の山田さんが「地域公共交通コーディネーター・プロデューサー養成プロジェクト」のキックオフイベントをシェアされていました。現場で公共交通改善に取り組めす人材を養成することが目的ということで興味があったのでオンライン視聴を申し込んでいました。
今日がそのイベントの日で開始は16時だったので仕事が落ち着いてきているので、1/4休暇を取って15時で仕事を切り上げてオンラインで視聴することにしました。
場所はスペースソラさん
以前クラウドファンディングで支援してコワーキングスペースの利用券をもらっていたスペースソラさんに初めてご挨拶に行って場所も貸していただきました。
窓際の席をお借りしましたが、空がキレイに見えて気持ちよく過ごすことができました。窓の外に川が流れているのもよかったです。
小さなお子さんを連れて行くスペースもあるようですし、コワーキングスペースとしても利用できますので、興味のある方はこちらのページで詳細をご覧下さい。
「地域公共交通コーディネーター・プロデューサー養成プロジェクト」キックオフイベント
6年前には「鳥取県東部公共交通網形成計画」の内容を周知するためのイベントを主催しました。昨年は「鳥取県東部のバス、鉄道共通パスの実証実験」を成功させるためのイベントを2回主催しました。今後も公共交通をなんとかするために動いて行こうと考えています。そのために今回のこのプロジェクトで学ぼうと思って参加させてもらおうと思っています。
今日の「地域公共交通コーディネーター・プロデューサー養成プロジェクト」キックオフイベントはこのプロジェクトの旗振り役である名古屋大学の加藤博和さんによる趣旨説明から始まりました。
加藤博和さんによるプロジェクトの趣旨説明
加藤博和さんによる熱い思いのこもった趣旨説明がありました。
以下にメモった内容を並べておきます。
国交相の年頭の会見で「今年は地域公共交通再構築元年」と言う発言があった
あらためて地域公共交通はなぜ必要か?
赤字でも
ガラガラでも
維持しないといけない理由を言えない人が多い
商売で成り立つ時代が長かった
最近は商売にならない
何で公的補助を入れてまで維持する必要があるのか
簡単に言うと理由は大きく3つ
1.誰でも気兼ねなく「お出かけ」できること
2.「お出かけ」が楽しくなり「まち」が楽しくなること
3.「お出かけ」を効率的にすること
それによって地域を持続可能にすること
しかし地域公共交通は瀬戸際
ずっと衰退
経費節減 補助金受給の条件
若い人は入らない お金があっても運転手不足
そしてコロナによって移動が生活の必然でなくなった
公共交通に関してよく見られる意見
それはだいたい認識が間違っている
議員さんだから仕方ないけれど 許していることがより悪くしている
予算がないことが原因だった
でも 提案ができていなかったことが大きな原因
答えは誰も教えてくれなかった
交通をよくする方法については 教科書にも学会にもどこにもなかった
都市計画が専門
CO2削減の研究をやっていた
やりたかったができていなかった
その間に悪くなる一方
自分にできることがないか考えてやり始めた。
CO2削減の論文はあるけど著書はない
社会貢献活動としてやっていたら
国の制度を提案し作ることができた 地域公共交通会議を発案
自分がやってきた現場の実情を踏まえた制度を目指す
生活バス四日市
バス路線廃止
お医者さんやスーパーの店長にお金を出してもらってバスを走らせた
NPO法人生活バス四日市が運営 前例がない 前例を作ろう ダメと言われた
市から補助金が出ていないのはあやしい
市に1円の補助金を出してもらう条例を作ろうとしたら 補助金を出してくれた
トヨタ自動車 環境社会報告書
利害関係者で合宿
いろんなステークホルダーが集まって
関係者が話し合って内容を詰めていった
チョイソコとよあけ
病院や施設に社会貢献といって協賛を集めた
四日市と同じ発想
マッチングは地域が一生懸命にならないと
日本の公共交通のダメなところ
高校を選べる保証がされているか?
親と子どもが調べて考えている
地域交通法の大枠
バスだけで始まった 鉄道、タクシーと広がった
順調に広まったかは
自治体が主体的に取り組んでいるか?
お金だけは使っても地域に役に立つとは限らない
2020改正前 権利
2020改正後 努力義務に
国に努力義務にされてどうするの?
自治体の関係者は制度がわかっていない
制度がいい制度なら動くか? そうではなかった
国はやらないからやらせるといっている
自分は大学教授だった
大学教授なら教えればいい
国にもお願いして人材育成が足りない
自分ひとりだけでは変えれなかった
同じような人が県にひとりでもふたりでもいれば
基礎コース
①リレーレクチャ
②フィールドスタディ
③ディスカッションサロン
コーディネート
プロデュース
マーケティング
新しい枠組みで現場で動ける人を作り出していこうと
公共交通は会議室ではなく現場で
楽しい公共交通づくり
移動自己責任社会から
お出かけウェルカム社会に変革する
ともに学び現場に出で実践していく
プログラム紹介と修了認定
加藤博和さんの趣旨説明につづいてプログラム紹介が行われました。
簡単にメモった内容で説明します。
リレーレクチャ
全12コマ 1日2コマ 1コマ90分 対面またはオンライン
1コマ目 共創のための計画策定 協議会の活用
2コマ目 プロデューサー いろんな選択肢を持たないといけない
単発受講可能 全コマ受講で修了証
フィールドスタディ
交通会議や法定協議会を傍聴、実践的に学ぶ
日程確定後に募集 5名程度
ディスカッションサロン
法制度、新技術など 異なるテーマを掲げて議論
講師2名から10分の話題提供後 参加者とディスカッション
各回ごとに申し込み
修了認定
リレーレクチャとフィールドスタディで一定の成績を収められた方
申し込み
このプロジェクトには以下のQRコードのURLから申し込み可能です。
私はすでに基本的にオンライン受講として参加申し込み済みです。
毎回レポートを書いて一定の成績を取れば修了証がいただけるようですので、せっかくですから目指してみようと思います。
もう一つオンラインでの学びを平行して行っています。
こちらについては別途noteに書こうと思います。
どちらもスキルとして取り入れて、この地域の未来のために動いて稼ぐことに向き合って行きます!