上手な喧嘩が幸せなパートナーシップの鍵 2
そもそも怒りという感情はどこから来るのか?怒りの感情の下には悲しみがあり、何であれそれは『自分が大事にされなかった』とか『自分は愛されなかった』という他人に対する怒りだったり、『私は不十分だ』『私は愛されるような人ではない』と自分自身を責めていることで怒りを感じる心の叫びである。
怒りのスイッチを押された時に、目の前のパートナーにぶつけると思うのだが、その時に男性女性ともお互い意識するとよいと思うポイントがあるので紹介したいと思う。
①成熟した態度で臨む
男性が未熟だと高圧的、暴力的になったり、女性が未熟だと感情的になりヒステリックになったりする。そうなってしまうと話し合うようなスペースがなくなり、大抵は相手がコミュニケーションを取ることが怖くなり、本音を話すことを諦めてしまいがち。逆に2人の関係に距離ができてしまうパターンだ。
このような未熟な態度になってしまう特徴の人は幼少期に『親に理解されなかった、愛されなかった』という抑圧された感情があるのだがその話はまた別の機会に。
成熟した態度でいてくれる、というのは相手にとってはとても有難いこと。喧嘩にも安心感があると言いたいことが言いやすい。
②相手を責めずに自分が何を感じたかを話す
つい、相手のしたことに矛先を向けて非難してしまいがち。非難ばかりされたら、言い訳もしたくなる。自分がどう感じて何が悲しかったのかをキチンと話すことができたら、相手はなぜあなたが怒っているのかの理由がわかる。
なるほど、そこにお互いの思い違いがあったのか、とボタンがどこでどのように掛け違えたのがわかると、2人とも無実だったことがわかる。
これはとても成熟している自分でいる必要があるが、これができると仲直りのスピードは格段に早くなる。
つづく