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本当は言いたくない『補助金による大失敗』の経験

みなさん、おはようございます!こんにちは!こんばんわ!
あなたの経験をもとに仕入れゼロ!コストゼロ!かつ、あなたの強みを活かしたお客様に喜ばれる商品・サービスで起業・副業したい!方へのヒントを
お伝えするヒント作りマーケッターの滝原です。
いつも当記事をお読みいただき、ありがとうございますm(_ _)m

本日は、起業・副業の方必見!事業に関する補助金の失敗と成功!と題して、薬にも毒にもなる補助金についてお伝えしようと思います。

補助金って何?

そもそも、補助金ってなんでしょう?漢字から推測すると、『補助』と書いてあるので、ちょっとしたお金のサポート!?みたいなイメージをお持ちでしょうか??それとも、国などが企業にお金を出すイメージでしょうか?

中小企業、特に従業員数が数名程度の規模の企業には、現在様々な補助金メニューがあります。ぶっちゃけ、全てを把握している人なんていないんじゃないか・・・!?というぐらい。
その中でも、代表的でかつ使い勝手の良いものが、下記の補助金になります。

  • 事業再構築補助金

  • 省力化投資補助金

  • ものづくり補助金

  • IT導入補助金

  • 小規模事業者持続化補助金

  • 事業承継・引き継ぎ補助金

各補助金の詳しい内容は、下記のサイトをご覧ください。

これらの補助金を見ていただければ分かる通り、補助金とは、国や地方公共団体が企業の投資等を後押しするために出すお金のことで、基本的にかかった費用の一部を補助するという制度のこと。

助成金との違いは、助成金は一定の要件を満たせば必ず支給されるものであるのに対して、補助金は審査や予算の限度額等があり、要件を満たしたとしても必ずしも支給されるとは限らないところが大きな違いです。

ただ、せっかくもらえるものなら貰っておきたい!というのが人間の本音!私もそう思います!!
また、起業したばかりの時などは、どうしてもいろんなお金がかかってしまうので、それを少しでも少なくする、もしくはサポートを受けることは、起業するにあたって大変重要なこと

また、副業の場合でも、税務署に個人事業主の届出を提出し、その控えを持っていれば、個人事業主として補助金の申請をすることが可能
こうすることで、確定申告の際もやりやすくなりますので、副業される場合でも必ず個人事業主として届出を出されることをオススメします!

ただ、ここで注意して欲しいのは、補助金と言ってもそこには『落とし穴』があったりします!ここからは、私自身の経験を中心に、補助金による失敗とその反省を活かした補助金のうまい!使い方をお伝えしていきます。

補助金での大失敗

(1)補助金のために借金

最初の具体例は、モロ私の事例www
結論から言えば、補助金をもらうために借金をして失敗したという事例です。

補助金の一番難しい点なのですが、申請を出した時の経営課題と審査が下りていざ!補助金が使える!という時の経営課題が違ったりするというところ。これは、どうしても申請から審査結果まで時間がかかってしまうことから起きる問題。

ちょうど、私の場合、申請当時は『集客』についてが経営課題でした。ですので、補助金を活用して、チラシやパンフレットの作成を行うことにしたのです。
見事、3ヶ月後には審査が通り、申請から約4ヶ月後にはチラシの制作やパンフレットの制作ができる状態になりました。

しかし!そもそも目の前の経営課題を3ヶ月も4ヶ月も放っておくわけなく(笑)補助金が使える頃にはすでに集客の問題は解決しており、はっきり言ってしまうと必要がなくなってしまったわけです。

ただ、補助金というものは、修正はできますが、基本的に申請当時の内容をそのままやらなければならないのが決まり
ですので、わざわざ必要のない集客用のチラシやパンフレットを作成。

パンフレットの方は、その後も1年以上使ったので良かったのですが、チラシの方はタイミングの問題もあり、全くと言っていいほど効果が出ませんでした。

補助金を使う事業って、まぁまぁまとまった金額を使います。例えば、私のこの事例で言うと、小規模事業者持続化補助金を活用して、事業全体の3分の2を補助してもらいました。
総額60万円の事業なら、その3分の2の40万円が後日振り込まれるわけです。

今振り返れば、その時の経営判断としてやったのだから文句はないのですが、もう少し上手な活用はなかったか?をあなたにお伝えできればと思っています。
そこを考えると、

  1. 補助金申請をする際に申請する事業は、補助金がなくても必ずやる!という事業だといい!(例:ホームページの作成、ECサイトの作成など)

  2. コ◯ナなどの社会情勢もあるので、思い切って使わない!という選択肢もある!

  3. 補助金の申請結果が出るタイミングをしっかりと見計らう!(審査の結果が出るおおよそのタイミングはあるが、最悪、それよりも1ヶ月〜1ヶ月半は遅れると仮定しておくとなおいい)

この3つの視点をしっかりと持った上で、申請すると、私のようにわざわざ補助金を使わなきゃ!みたいな感覚にならず、あなたのビジネスでしっかりと有効活用ができるはずです。

(2)補助金で逆に資金繰りに困る・・・

次は、私の知人から聞いた補助金の話。
実は、この補助金として入ってくるお金って、税務上申告しなきゃならないお金。

消費税はかかりませんが、一応、営業外収益となるので、所得税や法人税の課税対象となっています。

今回ご紹介している補助金は、事業に対して支払われる補助金ですので、事業所得のうち、営業外収益という項目になります。
詳細は、税理士さんや各地の税務署の方にご相談されるといいと思いますが、今回お伝えしたいのは、

申請した補助金がいつ入金されるのか?

というところにご注意ください!というもの。

というのも、私の知人は、補助金を申請したのですが、その補助金が地方公共団体のものでした。当時、新しい機器の導入を検討していたので、ちょうどいいタイミングで該当するいい補助金があったので申請。
見事、審査を突破され、ようやく補助事業がスタート!という矢先、実はこの補助金は申請した補助金額が先に支払われる!というものでした。

個人事業主であった彼。しかも補助金が入金されたのが12月中旬!個人事業主として、この時期はマジで大変な時期!
しかも、補助事業は翌年にやるものでしたので、経費の申請ができない!

ということで、補助金で入ってきた金額にも関わらず、まぁまぁの所得税がかかったとのこと。

ですので、この『時期』というのも大事

せっかくの補助金なのに、あっという間に税金として取られていってしまえばもったいないですからね・・・

(3)申請での失敗

これは、私がクライアントさんの補助金申請のサポートをさせていただいた時の失敗。
この補助金申請ですが、補助金によって、外部団体のサポートが必要な場合があったりします。そうなると、その外部団体のやり方で申請を出す必要が・・・

別にそうしたところで、必ず受かるわけではないのですが(あ、それに従わないと申請が出せないわけではありません)、どうしても私に相談に来た方からすれば、そのやり方じゃないとダメな気がしてしまい・・・

全面的に変更となり、結果は審査に通らず・・・
どんな形でも通すのがプロですが、そのことが原因で、そのクライアントさんの知り合いの方から結構なお叱りを受けたのをよく覚えています。
ただ、自分を守るため!とかではありませんが、私の形式で書かせていただいて申請が通らなかったことは、自分の1件だけ!(笑)ですので、間違いはないと思っております(笑)

と、少し話がそれてしまいましたが、申請を考えられている場合は、まずはサポートしてくれている外部の機関を調べられ、そこに最初は相談に行くのがいいと思います!
よくあるのが、商工会議所や商工会ですので、お近くの商工会議所もしくは商工会と調べられるといいと思います!

最後に

今回の記事はいかがでしたでしょうか?
現在、国の方はいろんな補助金を出してきています。

各種税金が取られる中、この補助金をうまく活用して、事業を軌道に乗せることはとても大切。今回の記事をヒントに、あなたもうまく補助金を活用して事業を軌道に乗せていただければと思います。

あ、もちろん、弊社では事業のサポートから補助金をうまく活用してのサポートも行っておりますので、お気軽にご相談くださいm(_ _)m

最後までお読みいただき本当にありがとうございますm(_ _)m
ぜひご感想などをコメント欄に残していただけると幸いです!

それでは、次回もお楽しみに〜

滝原雄太
ヒント作りマーケッター、コンサルタント
クライアントを支え、多くの人に世の中を伝え、「嫌なことにこそあなたの人生のヒントがある!」ことを一人でも多くの人に伝えることを役割として日々活動中。
最近では、オンラインでのセミナーも定期的に開催中。

Instagramでフォローアップも実施中!


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