本当の強さ(信念)と混じり気のない優しさ(心の平穏)
「本当の強さ」を獲得した時、「混じり気のない優しさ」への道を獲得できる
この言葉の意味をすぐに理解できる人は多くはありません。「本当の強さ」とはなんでしょう。
誰の人生にも苦難や嫌気がさすことが起きます。その経験に終わりはないのでしょうか。
その体験が終わらずに続く人と、終わらせることができる人がこの世界にはいること、ご存知でしょうか。この分岐点はとても僅かな違いから生まれます。
苦しい気持ちから逃れるために、ほとんどの人は理由を見つけようと踠き苦しむわけですが、見つける理由によってこの明暗が別れていきます。もし辿り着いた理由が、誰か、または何か(システム、環境、生まれ持ったもの)の「せい」で自分以外であったと納得でき心を落ち着けた場合、苦難を背負う道に終わりは来ません。
なぜなら、自分の身に起こること全ては”自分自身が”してきた、多くの、でも小さな行動や決断の積み重ねが招いた結果でしかない訳ですから、自分以外に擦りつけた原因は、何ひとつ自分の進化へ結びつかないことになります。
一方で、自分に起こる全てのことが、自己発端の行動、決断、態度であると悟った時、心は清々しく片付き、気持ちは落ち着きます。そして出来る限り「繰り返さない」自分へと進化することになります。
その「繰り返さない」階段をひとつひとつ着実に登ること、それが人間の本当の強さとなって身に付き、他の人や物への「混じり気の無い優しさ」を育み始める階段へ変化していくのです。
私自身、最初からわかっていたわけもなく、踠き苦しみましたが、どん底と思われた経験や周りの方の苦しみから、この本質を学ばせていただきました。この本質が他のどなたかの一助になることを願って。
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