スミソニアン博物館の収蔵品3Dデータを使ってバーチャル展示を作ってみた
世界最高峰のミュージアムの一つであるスミソニアン博物館は、2300点もの3Dデータをフリーで公開しています。今回は、そのデータを使って、Virtualion上で、展示を作ってみました。
完成した展示は以下で公開しています。
1.「ティラノサウルスとトリケラトプス」
ティラノサウルスがトリケラトプスを捕食する有名な標本を、薄暗いライトの中に映えさせてみました。
発掘された遺骨を見やすい角度で展示したい!という試みです。
巨大化したブロンズの街の中を歩き回ったり、作品の中に入ったりできる展示です。
すべて、日本語と英語に対応していますよ。
3Dオープンデータとバーチャルの可能性
デジタル化した立体資料を活用した出土物の形態的研究などを背景に、ミュージアム資料の3D化が注目を浴びています。一方で、教育現場等での研究以外の活用方法への期待がありつつも、その活用は十分に進んでいません。バーチャリオンでは、単に資料を観察するだけではなく、デジタル3D資料を用いた「キュレーション」という体験に着目し、この課題の解決に取り組んでいます。
バーチャリオン公開プラットフォーム
バーチャリオンが公開する https://virtualion.com は「世界のすべてをミュージアムに。」をコンセプトに、現在104,332館(2024年3月7日現在)を公開するプラットフォームです。