見出し画像

【意外と確認できていないかも?】毎月の給与計算方法の検討ポイント

毎月決まった日に、従業員に支払う給与。
初めての振込を行う前に、必ず制度の確認をしてみましょう!

今回は給与計算のポイントを、
(1)給与から差し引かれるもの
(2)毎月行う給与計算の流れ
(3)締め日と支給日の決め方

の順番で説明していきます!

(1)給与から差し引かれるもの

給料から差し引かれるものは、4種類!

① 社会保険料
② 住民税
③ 所得税
④ 労働保険料

図にしてみると、以下の通り。

毎月の給与計算の検討ポイント (1)

※ただし、額面金額から①社会保険料、④労働保険料を引いた金額が88,000円未満の場合は、③所得税を差し引く必要はありません。

<役員の方の場合>
➃の労働保険料は発生しません。
また、役員・従業員の方の状況によって、①社会保険料、②住民税、③所得税、④労働保険料を差し引かない場合があります。

例)学生インターンで、親の扶養に入っている場合 など

額面と支給金額には差が生じますので、給与を設定する際には考慮しておきましょう。

(2)毎月行う給与計算の流れについて

毎月の給与計算の流れは、以下の画像を参考にしてください!

毎月の給与計算の検討ポイント (2)

(3)締め日と支給日の決め方について

給与を支払うためには、締め日と支給日を決める必要があります。

・締め日:給与計算の対象期間の末日を意味します。
・支給日:給与を従業員に支払う日を意味します。

締め日は給与計算の対象となる期間なので、末日に設定するのが一般的。
また、締め日から支給日までの期間は、余裕を持った期間として設定することが重要です。

一般的には、締め日から支給日の間の期間を10日〜20日で設定していることが多いです!

労働基準法などの法律では、締め日から支給日までの日数に制限はありませんが、月1回以上支払わなければいけないこととされています。

毎月の給与計算の検討ポイント (3)

まとめ

いかがでしたでしょうか?
意外とチェックできていないポイントがあったり、抜けている項目があったりしたかもしれません!

改めてチェックポイントをまとめると、

・毎月一定の時期に給与計算をすること
・額面と支給額には差があること
・締め日から支給日までの期間は余裕を持ったものにすること

以上を再度確認してみましょうね!


SoVaでは給与支払もサポートの範囲に!
額面から支給額を簡単に計算できる機能もあるんですよ〜!

まずはお気軽に資料請求してみてくださいね!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?