Vtuberと縦型配信の相性、桃鈴ねねは実に戦略的だ
今回は最近定着しつつある縦型配信について語っていきます。
一応YouTubeで3桁万円の収益を上げているのでちょっとは詳しいほうかと思います。
Vtuberと縦型配信の相性
まず縦型配信とはどういうものかを簡潔に説明します。
当たり前に大事なのはスマホ向けの縦型画面であるということ。もう一つはショートフィードに乗るということです。
ショートフィードとは普段ショート動画が見られる場所のことです。
どのような配信が縦型に向いているかというと、簡単に言えばゲーム以外の画面比率にとらわれない配信です。
もちろん縦型に向いているゲームも存在しますが、基本は横長ですよね。
それからショートフィードには海外の人に見られやすいという特徴があるようです。
ゲーム以外で海外の人にリーチできる配信というのは、圧倒的に歌枠です。
そして肝心のVtuberとの相性ですが、活動方針によりますが比較的良いと言えます。
まず魅力的なアバターが画面いっぱいに表示されることによって圧倒的に間が持ちます。
これはスマホ向け配信サービスのIRIAMやREALITYがそれなりのシェアを持っていることからも分かることです。
そしてもう一つは企業勢個人勢問わず活動の幅が広い傾向にあること。
基本的に一つのゲームに特化した活動者が多いYouTube配信において、Vtuberはそこを少し外れがちです。
Vtuber以外が歌枠をするのを私はあまり見たことがありません。歌や雑談など縦型向きの配信を出来る機会はVtuberの方が多いでしょう。
桃鈴ねねと縦型配信
今までの話を桃鈴ねねの特徴と照らし合わせてみましょう。
ゲーム配信少なめ、歌枠は多めで歌が上手い方であり、翻訳機を使って海外の視聴者と積極的に関わっていくタイプです。
ホロライブの中で一番縦型配信向きの活動スタイルと言って良いと思います。2番目はおそらく雑談、歌が多い宝鐘マリンになるでしょう。
そんな彼女がしっかり縦型配信の特徴に寄せて、歌枠中心かつ海外視聴者向けに語りかけながら配信をやっているのは、しっかり戦略を練っているなと感じます。
ホロメンの配信が19時以降に始まることが多いため18時から配信し待機所的役割を担うなど、彼女は活動者としてしたたかな一面を持っています。
懸念点としてはショート動画の投稿数が少ないことでしょうか。ショート動画の再生数等によってショートフィードへの乗りやすさが左右されたりするようです。
この辺は検証してみないと分かりませんが、もしかしたらYouTubeでショート動画中心の活動をしているラプラス・ダークネスが縦型配信で歌枠をしたらかなり人が集まるかもしれません。
まとめ
Vtuberは縦型配信に向いていて、ホロライブの中だと特に桃鈴ねねが向いている。そして彼女はそれを分かって戦略的にやっているという内容でした。
縦型配信やショート動画については興味があるので、自分のチャンネルで検証して活動者や始めてみたい人向けに発信していくというのも今後はやってみたいです。
短いですが今回はここまでにしたいと思います。ありがとうございました。