はじめまして、ひよっこオススメ本紹介です。 いつのまにやら大学4年生の学生最後の夏を迎えてしまい、何か新しいことを始めてみようかしら、と思ったときにひらめいたことが「noteとInstagramでおすすめの本を紹介すること」でした。 大学4年生の夏、案外もてあましています。 就活が終わったものの、周りの公務員志望の友人はまだ頑張っているため遊びに誘えず。 好きな人がいたものの、先月バッサリ振られ。 バイトを詰め込もうとしたものの、体力もなく。 家で一人で自分らしさを出せ
1.あらすじ紹介2冊目は『コンビニ兄弟 ーテンダネス門司港こがね村店ー』です。福岡の門司港にあるコンビニの店員やお客さんの目線で語られる連作短編集です。 雇われ店長の志波さんは、ひたすら「フェロモンがすごい」と描写されています。絶妙な顔のアンバランスさ(大きさの違う目、肉感的すぎる唇)+やらわかな表情の変化が色気の原因であると、パートの光莉さんは分析しています。連作短編のうち、一話目と六話目は光莉さん視点です。高校生の息子を持つ彼女のキャラクターが、また面白いんですよね。
1.あらすじひよっこオススメ本紹介です。記念すべき一冊目は、辻村深月さんの『傲慢と善良』です。本屋さんで平積みになっていたり、藤ヶ谷太輔×奈緒のW主演の映画が公開予定だったりと、話題の作品なので目にしたことがある方も多いかもしれません。 テーマが恋愛や婚活なのでポップな作品と思いきや、人の傲慢さをえぐって刺しまくってくる作品です。 2.私と辻村深月作品ここで一度、辻村深月作品の思い出を紹介させてください。私が初めて辻村深月さんの本は、小五のときの『凍りのくじら』でした。