「書く人あれば読む人あり」~自分の“あたりまえ”に注意~
主宰するエッセイ講座で受講生の作品を読んでいてよく感じることがある。
もちろん受講生の作品は、それぞれによく練られているし、全体としてよくできている。
毎月何名もの作品を添削しているが、一人としてこれはちょっと…という受講生がいないのは、さすがnoteという場ゆえなのだろう。
しかし、細かな部分で気になる箇所はたくさんある。
本当に読む人のことを考えたのだろうか、手書きでもこれと同じ書き方する? などなど。
そう思わせる箇所は結構たくさんあって、それらを総称して「自分の“あたりまえ”」と呼ばせてもらった。
その“あたりまえ”が災いして読みづらさを増しているのだとすれば、それほどもったいないことはない。
過去にも「書く人あれば読む人あり」で指摘したものも含むが、特に多い3つの問題に絞って紹介しよう。
ここから先は
1,495字
この記事のみ
¥
200
チップなどいただけるとは思っていませんが、万一したくてたまらなくなった場合は遠慮なさらずぜひどうぞ!