気まぐれに
歩いてく
気まぐれに
愛してるわー
という
歌があったのを
覚えてるだろうか?
井上陽水の奥さんの
石川セリの名曲である
その中で
私の心には
何も無いから
私はそのうちに
幸せになれるかも
私は1人で
歩いていく
と
ある
子供の頃に初めて
聴いたのだが
意味がわからなかった
今ならわかる
中学一年の時に
石川セリを知って
日本の音楽を
聴かない私としては
この人は稀有な存在である
歌詞は石川セリだそうで
セリ自身当時ライバルは?
と聴かれたら
松任谷由実こと
当時は荒井由実
だと答えてたそうだ
私からしたら全然違うんだけど
石川セリはニューウェーブなのである
どう考えてもニューウェーブなの
その音の中で
暗い歌詞があったり
おかしいのもあったり
この
気まぐれの中には
思い出になるのは
泣き叫んだこと
忘れられないのは
貴方に恋した
あの日のことだけ
その事だけ
とも、ある
私は何十年も
間違えて聴いていたことを
最近知った
本当の歌詞は
思い出にならない
泣き叫んだこと
だったのだ!
このショックさたるや!
全く意味が180度違った訳!
私はビビった
この間違いはまあ置いておいて
当時私はパンクロックも
聴き始めていて
日本人の歌詞でちゃんと
知ってるの少しだけなのだけど
石川セリの歌詞に出てくる女みたいには
なりたくない!
って本気で思ってた
悲しくて
寂しくて
いつも待ってて
気まぐれなんだけど
一途で
猫みたいなんだけど
本質は犬で
こんな女にだけは
なりとーない
こんな悲しい女嫌だって本気で嫌だった
さてさて
今私がどうか?と
言うとだな
石川セリの歌詞に出てくる女を
超えてしまったね
悲しいけど
この前久しぶりに全曲聴き直してて
嫌だと思った箇所
全て理解してしまったし
女について理解をね
してしまったのよ
子供の私には理解できなかったのに
それで置いておけば良かったのに
そして
気がついたわけ
石川セリの歌詞の女を超えた·····と
悲しみばかりじゃないわよ
それは、それは
いろんな意味でよ
なんだか
不思議で
けったいな気持ちになったな
(けったい、って標準語にある?)
超えてはいけないと
思ってたものを
超した私の生活が
どうかと言いますと
とても幸せです
人間には魂が孤独な人がいて
その人たちは
1人が好き
寂しい時もあるけど
基本1人で幸せなのね
私はそれだと思うんだ
何人かそんな人も知ってる
その人たちも私も
気まぐれで
1人が好きで
ダンスも上手く踊るし
猫は足元には居ないけど
気まぐれに
気まぐれに
幸せにしてます
私の心には
何も無いから
私はそのうちに
幸せになれるかも
私は1人で歩いていく
そう歌ってるけど
今現在がもう
幸せであって
私の心には
沢山何かが詰まってるけど
上手く処理して
気まぐれに
気まぐれに
私も
歩いてます
ラベンダーと
ローズマリーを
ブリキのジョウロに
入れてみたのよ
ラベンダーも
ローズマリーも
私の育てたものです
気まぐれに、ね!♡
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