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ミュージカル「ケインとアベル」の正直な感想 1/26
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はじめに
世界初演のミュージカル「ケインとアベル」。
ストーリーは武骨でクラシカルながら、洗練された演出や振付が印象的でした。フランク・ワイルドホーン氏の素晴らしい音楽と生演奏で興奮!!
ミュージカルというより演劇という感じで
裏なしセリフも多いです。ストーリーを理解できるようナレーション部分も多い印象。
キャストなど
松下洸平さん、当然小顔でかっこいい、ダンスはキレッキレで上手。
歌はミュージカル俳優というより歌手ですね。
歌の際の手が動く感じ歌手、ミュージカルっぽく堂々と歌ってほしいなと少し気になる部分はあるが、高音は綺麗で伸びがありました。
歌はやっぱり女性陣が素晴らしい。
ミュージカル女優勢揃いで最高です。
知念里奈さん、咲妃みゆさんの歌声は低音から高音まで綺麗に響いており素晴らしかった。
あと、個人的にはリチャードケインを演じられた竹内將人さんが演技も歌も観客を惹きつけるものがあり素敵だった。
1階の14列目あたりの中央の席で観劇しましたが、もう少し後ろの席でもいいかもしれない。
音響マイクの響きが好みでないのと音割れしそうな感じがある。
あと、舞台セットが結構しょぼいのが気になった。演劇界は予算的に厳しい世界なので仕方ないが、もう少しなんとかならないかと思ってしまった。装置移動も、、、。
今回世界上演ということで、今度どんどん成長して魅力的な舞台になるのではないかなと思う。