無本番・練習日記2021年6月21日~6月27日
2021年6月21日(月)
他用のためヴィオラ練習お休み。
レッスンの合間にぽっかり空いた2時間あまり、ヴァイオリンを弾いて過ごす。近くヴィオラパートで出演予定の演奏会で弾くバッハのカンタータ、ヴィオラは手元にないのでヴァイオリンパートを弾いてみた。幸いスコアは持ってきており、こういう時でもなければ弾かないヴァイオリンパート。それぞれに難しく、楽しい。特に2ndヴァイオリンはヴィオラと同じ内声ながら、役割分担の違いのようなものを一人で弾いていても感じられた。面白そうだけど、難しそう。
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2021年6月22日(火)
テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジー
新曲
モダンヴィオラは曲を選び直すべく、色々と無伴奏作品を片端から弾いた。最後になって取り出したのがテレマンの無伴奏ファンタジー。せっかく無伴奏を弾く機会だから一度レーガーを弾こうと決めていたもののしっくり来ておらず、心の隅に迷いが残ったままだった。弾いてみると他の曲とのバランスも取れそうな気配。残念ではあるが、レーガーは次の演奏機会を待つことにしよう。
新曲は26日に初演予定のもの。昨日メールで送られてきた作曲者の動画感想の内容を反芻しながら、演奏と表現の方向を探る。
一つ思い付いたアイディアは、合わせでフルートの人に伝えられるように覚えておかなければ。
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2021年6月23日(水)
他用のため練習お休み。
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2021年6月24日(木)
合わせのため個人練習お休み。
いよいよ本番目前、事前合わせとしては最後の日。本番で演奏する予定の曲を全て通す。湿度が高く、楽器が鳴らないし音がしょっちゅうひっくり返る。何か良い方法はないものか。
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2021年6月25日(金)
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番
テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジー
F.A.ホフマイスター:ヴィオラのための12の練習曲第1番
明日はバロックの方の本番のはずなのに、モダンヴィオラの音出し時間の方が長かった日。テスト前に部屋の掃除を始めてしまうのに似ている。
降ったりやんだりと落ち着かない雨に引きずられるように、バロックヴィオラは弓が気がついたら緩んでいるし、調弦はすぐ狂ってしまうし、楽器は鳴らないし。湿気に気分まで振り回されて練習らしい練習もできなかった。あまりに効率が悪かったので、中断。
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2021年6月26日(土)
Corte del Traverso本番当日のため、個人練習お休み。
(余談)今回の本番は昼夜2回公演。今までもバレエ公演などで昼夜2回公演は何度となく経験してきたけれど、室内楽の演奏会で一日1回以上本番をやるというのは初めてなのだった。当たり前だけど、やはりオケで乗る本番とは消耗の仕方が全然違う。二重奏は演奏者が二人と少ない分、一人に掛かる演奏負荷が大きいのだ。
(備忘録)楽器の不便さを味方にしてしまえるようになろう。
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2021年6月27日(日)
オケ合唱合わせのため、個人練習お休み。
(余談)ようやく待ちに待った、バッハのカンタータが弾ける日。コロナ発生後はこれが初となる。今まで当然のようにやっていた、最早練習というより打ち合わせに近い(2回通したらあとは次へ行く)レチとアリアの合わせ。丸1年触れずに改めて接してみると、周りの人たちの経験値と対応力に感服するばかり。そして至近距離で美しい音が聴ける幸せは役得と言うほかない。
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