無本番・練習日記2021年7月12日~7月18日
2021年7月12日(月)
ジェミニアーニ:ヴァイオリン教本 The Art of Playing on the Violin
先月から何となく続いていた慌ただしさがようやく一段落して、伸びきったお餅のような心持ち。運動会後の整理体操を行うごとくバロックヴィオラを取り出し、ジェミニアーニの10番。何となく弾くのではなく、一音一音のクオリティを上げることを目指す。
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2021年7月13日(火)
ジェミニアーニ:ヴァイオリン教本 The Art of Playing on the Violin
ボッケリーニ:6つの弦楽三重奏曲 Op,47,14(ヴィオラパート譜読み)
バロックヴィオラはジェミニアーニの10番と9番。
練習内容は昨日の続きから始まるも、「神は細部に宿る」という言葉を思い出し、途中から本日の留意事項に追加された。そういえば小林道夫先生もご指導の合間に「ちょっとしたことなんだよね」と度々呟かれることあり、そこに共通項を見出せればと願う。
思えば今まで面白いと感じたドラマなどは画面にあまり映らなさそうな小道具の細部まで気が配られており、そこも併せて考えれば演奏にも同じことが言えるような気がしてきた。ただ細かいところまでその都度神経を遣うのは演奏を縛ることに繋がる可能性も見られ、「神は細部に宿る」の言葉のみを言い聞かせることにした。気疲れはするけれど、それだけ細かい部分をおざなりにしてきた証拠のようにも思われた。
ボッケリーニはVn+Va+VCの弦楽三重奏を譜読み。今日しかできないのであった。Op.47(なぜか楽譜はOp.38と書いてある)は一通り見て、Op.14は楽譜の細かさに眼と集中力が追い付かず、途中までとなってしまった。
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2021年7月14日(水)
他用のため練習お休み。
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2021年7月15日(木)
合わせのため個人練習お休み。
ボッケリーニ:6つの弦楽三重奏曲 Op.47
本日初合わせ。室内楽をやるという意味では初めてだったけれど、何らかの形でお互い面識があったのは幸い。楽器編成は「Vn+Va+VC」。この編成ではモーツァルト、ベートーヴェン辺りが定番らしいけれど、演奏時間がどちらも30分を超えてしまうため初回には向かず、編成検索でヒットしたのがボッケリーニの弦楽トリオだった。適度に短い作品が6曲、聴いて楽しむより、演奏して楽しむ曲という印象。実際に弾いてみればどれもそれぞれに魅力的で甲乙つけがたし。ペトルッチで楽譜が手に入ったのも嬉しかった。
Op.14はお互い譜読みと練習時間が必要だったため、次回へ持ち越し。楽譜も手書き楽譜だったため、図書館で譜面を借りることを検討。購入するには値段がかかる上、海外からの取り寄せで2,3週間はかかるとのこと。
ドヴィエンヌのフルートとの二重奏でも感じたことだが、ピアノが入らない二重奏・三重奏の室内楽はマイナーながらも素敵な作品が多いらしい。
ちなみに三重奏は各楽器の負担が軽すぎず重すぎず、二重奏とは一味違った対等さがあった。こうして改めて考えてみると、弦楽四重奏の持つバランスの難しさと緊迫感よ。
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2021年7月16日(金)
ジェミニアーニ:ヴァイオリン教本 The Art of Playing on the Violin
音階(C-dur , a-moll)
ボッケリーニ:6つの弦楽三重奏曲 Op.14-1(譜読み)
「神は細部に宿る」を念頭に置いて。
まずはジェミニアーニの9番でバロックヴィオラの音出し。次いでモダンで音階、ボッケリーニの弦楽三重奏Op.14-1を譜読み。楽譜の音符が小さい、装飾音がたくさんあっていちいちトリルを入れられる気がしない。でも素敵に弾きたくなる曲だから、嫌な気持ちにはならなかった。一通り見るにはある程度日数が必要だろう。
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2021年7月17日(土)
ボッケリーニ:6つの弦楽三重奏曲 Op.14-2(譜読み)
小さい音符と集中力合戦。昨日譜読みしたボッケリーニの弦楽トリオ1番のおさらいと、2番の譜読み。幸運なことに、ペトルッチに入っているものより後の時代に出版された楽譜が音大図書館から入手できたそう。印刷が大きくなっていることに期待。
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2021年7月18日(日)
練習お休み。
明日からがんばる。
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