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2/10 オケスタレッスン

身体やポジショニングも段々と安定してきました。
今回は、メンデルスゾーンのスケルツォとモーツァルトの第二楽章、第四楽章。


概要

・メンデルスゾーン
 まずは弓の肘をあげない。常に下に下げておき、移弦の時も縦にグラグラしない。手の形は第一関節を上げたまま、固めて固定する。
 メンデルスゾーンのスピッカートでのポイントは、『弾こうと思わないこと』
自分の弓がどの場所で飛びやすいのか(スイートポイント)、16分音符と8分音符では弓の圧がどれぐらいにすれば弾きやすいのか。弓の特性を理解しておく。
冒頭部分、16分音符のドシドラはただ弓を落とすだけ。最初のレは少し斜めにいれて、ドシドラは真上から適切な高さとタイミングで落とす。力は必要ない。
横に弾かないというのは怖いけれど、そのまま弾く。
 2小節目の8分音符。他の楽曲でもそうだが、早いテンポ内での8分音符はしっかりコントロールしている自覚がないと走ってしまう。メトロノームにピタリとはめて、腕でコントロールすること。
 いつも難しいところ(後半部分や最後のクレッシェンド)で間違えるので、それはもうやめる。固定概念を捨てて、練習もする。

・モーツァルト 4楽章
 これも肘を下げたまま練習しておく。Fの時は弓の毛は全て着ける。

・モーツァルト 2楽章
 音程は難しいが、常にメロディーラインと音楽を意識する。流れるように。
 17小節から、弓の位置は中弓。VIBを忘れずに軽く、重くならない。ここが一番メロディーが止まってしまう。

反省点

 まずは身体を庇っているという恐怖心を無くすこと。そして、弾く前にウォーミングアップはするが、オケスタしか考えていないと音の響きやメロディーラインを失念してしまう。これは私がまだオケスタの技術を手に入れていないからなのだけれども、オケスタとは違うアプローチであるソロも練習して、楽器の状態や、自分の音の状態も理解しておく。私の場合は如実に弾けなくなってわかりやすいけれど、精神的な余裕がなくて疲れていると周囲から「最近、あいつの音良くないよね」みたいなことも言われるらしい。。。(お話に上がっていたのはヴァイオリンではなく打楽器の方だったけれど、自分で気づかなくて周囲から言われる方が嫌だな、と思った)
 追い詰められると、歩く速度も早くなってせかせかしてしまうので精神的なケアも頑張りたい。

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