8/20(金)オケスタレッスン
オリンピックも無事終わり、台風が通り過ぎて、真夏が戻ってきました。とても日差しが痛いです。でも、この暑さこそ夏!という気がしなくもないので、わずかながら楽しむ気持ちを持とうと思います。
さて、今回も引き続き、ドンファンとシューマンのスケルツォになります。
概要
・ドンファン
息の問題とテンポ。これは密接であり、ゆったりした息で入ると緊張感がない音楽になる。フレーズを入る時に息をしない(動かない)、もしくはとても速いブリーズになる。
Bの後のスケールも、深い息になっているためにもたついて、クレッシェンドも聞こえなくなっている。
★曲想とブリーズ(息)を合わせること。自分がこのフレーズを歌うならどのような息をするか、考える。
★ブリーズ(息)をして遅れるならフレーズをイメージ→ダウンビートを頭の中に。
Bのあとのスケールは、①最初の音をしっかり弾く。②全ての音を完全に揃える→→+弓の速度upと中弓からのsaveして元まで使う。この時に、A線からE線の移弦で弓を押さないこと。ガクッとせず、なめらかにできるように。
スケールのFとPPのフレーズ。ここはキャラクターを変えることが大事。かわいらしく。
→PPのキャラクターだが、後ろの席(お客さん・審査員という意味)にまで聞こえるようにしなければいけない。
★PPだけど、クリアに弾く!
この時にどうすれば良いのかではなくて、音楽をイメージ。キャラクター、音程、全部想像して、それを120%出せるように心がけること。
★あなたの身体が動くのではなく、音を動かす!!
Cから。
三連符連続のところ、一個でも間違えると崩れてしまう。気になって続きが全滅するので響かないようにする。
ゆっくりでも、枠組みの中で弾く。
★このゆっくりの練習で、いかに軽く押さえるか。いかに軽く弓を弾けば音が鳴るか。理解と体感する。
『tempoについて』
前ぶり二拍して、イメージする。フレーズは一連の流れで弾き、難所でも左手が固くならない。早くてもすべての音価をしっかりと弾くこと
冒頭はプレッシャーに負けている。心の問題です。常に「この一回しかない!」と思って練習すること。
シューマン
弾きながら上下に動かない(自覚なし)。これをすると、凸凹になって弾けなくなる。動いているのは手と脳だけにする。
常に、頭の中の指揮者がグラつかないこと。
★手を見ると遅れるし、tempoが崩れるので、練習のときは目をつぶってすべての音が聞こえるようにする。
休み以外のフレーズ節目で、ブレイクをしないこと。これで全体が遅れてしまう。とても機械的に、頭の中のイメージを変える→細かい音が連打しているような感じ(所感)。だけど流れて弾けないといけない。難しい。
G線に行くときに遅れてしまう。無意識に歌いこもうとしているので、機械的にイーブンに弾く。
・反省点
この前からゆっくり練習をして、腕の動きをカスタマイズしていくという事をやっているが、この継続を頑張って維持する。頑張ってと言っても嫌な練習ではなく、むしろ集中出来るので、自分を信じることを忘れない。
技工ではなく、音。音をよく聞いて、自分の出したい音やダイレクションを確立する。
焦らずに少しずつ、だけど確実に練習したいと思う。