6/1 オケスタレッスン
今回はベートーヴェンのスケルツォとメンデルスゾーン、シューマンのスケルツォです。
・概要
【ベートーヴェンsymphony no.3 mov3】
まず、始める際に休みの2barをしっかり頭の中で数えてから始めること。誰かが弾いているものをそのまま引き継いでくるイメージ。
10小節目のシードシラソが明確に聴こえず、滑ってしまっているので、★セパレートで練習すること。また此処の2小節前からは音楽が続いている。インナークレッシェンド(譜面上は無いが、音楽の流れでは内にクレッシェンドがある)。流れを止めないこと。
★今の状態だと、スピッカートのことしか頭にないことが聞いててわかる。頭の中の音楽と弾いている音楽が同じでないと、オーディションで印象付けられないし、説得力にもかける。しっかり音源を聴くこと。
小節ごとにテンポが違ってしまうので、四部音符でメトロノーム練習をすること。
【メンデルスゾーン midnight summer スケルツォ】
スケルツォなので、軽く弾くこと。
on the stings でゆっくり。どのくらいの軽さで押さえたら音が出るのか理解する。
ちゃんと弾こうとすると身体が硬直するが、いかに体の力を抜いてミニマムに弾けるかが大事。
軽く弾きたいので、弓を使っては駄目。
技術(how)ではなく、頭の中の音楽に合うように身体を力が入らずに動けようにする。
①指は、メロディーよりも先(5コンマ)
②音の一個一個が短いということは、speak outのタイミングが早くないと粒が揃って聞こえない。→右手は軽く、弓はどのぐらいのプレッシャーなのか。
③弓は押しすぎると、発音が遅くなる。
④指板に行くほど、発音は遅くなる。
以上を踏まえて、理想の音質へjustしていくことが大事。技術にとらわれない事。
16音符は早いため、上から叩かない。飛ばそうと思わないこと。★そのまま落とせば大丈夫。
【シューマン スケルツォ】
★この曲を練習するときに大事なのは、上腕が動かないこと。また、練習のときに焦ると右と左が固くなる。落ち着いて。
まだアクセントやクレッシェンドはやらなくて良いので、粒が揃って音程を合わせること。