1/1~1/14 練習概要
1/1~1/7
12月の本番やリハーサルで、基礎の抜けているところや補うべき場所が判明する。よってこの期間は殆ど基礎練習で、身体の軸や楽器を安定させることに集中した。
何も出来てないことがはっきりとわかったので、焦らずに一個ずつ潰すことにする。
★音程の悪さについて→ボーイングが安定していなかったため、場所によって音色と音質が違っていた。音程が悪いというのが聞こえてこなかった。
【対策・結果】この期間でボーイングは安定した。体幹や肩甲骨、弓の持ち方など(中指・小指側に重心。親指は触れているだけだと思う。バランスを意識。手の甲は平らで押し付けるというより指先が常にフィットしているかんかくを大事にする)を修正。ボーイングのときに響きが無い状態で、弾かないようにする。
・弦の近くではなく、すこし離れたところで音程を聞くようにする。
オケスタの音程改善前に、スケールで改善をした(あまりにも基礎の安定が壊滅的だったため)
★主音を鳴らして、その中で浮き出てしまっていたら音程は狂っている(以前、それで練習して全部上ずってしまった)
・主音のなかに、音を入れる。混ざる音程と音色を全て音質を同じにする。
・スケールで直すのにかなり、かなり時間がかかったので、毎日、音程練習を地道に続ける。元の音程に戻らないようにする。
1/8にオケスタの音程練習を完璧にして、録画を送る。
1/8 基礎とオケスタ(モーツァルトNO.39 もv4 vn1)
★基礎的なボーイングの改善で、上腕をうごかさずに弾けるようになった。
→腕・手首の分離はできるが指の分離ができない。セブシックとクロイツェルを駆使する。
オケスタ(MOZART)
・左手のタッチがまだテンポを速くすると叩いてしまい、指先のタッチの感覚が無くなる。1の指のときに力が入る。
→①クロイツェルで音程が安定しているか、録画をして確かめる。
②指が最短の動きをしているか、ゆっくり練習のときに確かめる。その確かめた動きを覚える。
・pとfの弓の位置。あまり元過ぎるとがたついてしまうか?音量と場所は変えられるようになったのでベストな場所を探す。
・モーツァルトは軽くだが、弓のタッチも軽いということか?(操作する弓の指もしなやかにしないといけない)
・弓が斜めすぎるか
★録画しないとわからないものもあるので、毎日録画して確かめる。
1/9
Mozartのno.39 mov4です。音程は改善したと思っているけど、本当はまだまだだと思う(まだ直視できていないと自分で思うし、もっとストイックにやらなければならない)
★弾きはじめるときのマインド
弾く時のテンポとカウントは想像できているが、全体をその速さで自分が心のなかで歌えていない。
速いもの、軽いもの、心の発露が必要なものへの思いきりがない。これはオケスタだけでなく日頃の基礎練習でも同じ。心のブレーキを踏まない。発露の精神トレーニングをする(そのためには身体も健康にならないと…)
★身体の体力。心の体力。心に贅肉をつけない。
・今回で、弓を斜めにせず平らでも、軽く弾けるようになった。おそらく、平らにつけているほうがいい。出だしの音の歪みが無く、安定している。
・後半部分は弓の問題ではなく、指の重度が押さえられていないOR不確かだから。指がコンパクトな動きではない。
・弓は手の分離のみか?指の分離はないだろうが動画で確かめる。
・弾けていないとか、大変だという意識が根底にまだあり、2/4なのにここだけ4/4になってしまっている。2拍で楽しくリズミカルに。軽いおとと重いおとの意識を持つ。
1/10(水)
提出用の録画と(動画はボツの方)モーツァルトのno.39を練習しました。
Mozart violin concert no.5とベートーベンのno.9、ブラームスのno.3、ドンファン。
個人的な感想ですが、以前も同じビデオを作ったことがあり、途中で泣きわめいたり、通すこと自体が苦しかったりなどしたのですが、今回はそんなこともなく録画できました。すごく低レベルな話ですが……😅。でも昨年の1年は無駄ではなかったのだなぁと思い、とても嬉しかったです。
録画の感覚はほぼオーディションに近いので、毎日やって、どんどん確実性を増やしていく!
以下、わかったことと課題点です
★音楽への没入
提出した上手く行った動画では、モーツァルトがテクニックなど考えずに音楽に没入できていた。没入できるほどの集中力と演奏のた
体力が求められる。これはオケスタも同様で、没入できるほどに弾きこむってかなり大変なのではと自覚する。使えるものは全部使わないといけない。少なくても私はそうらしい。
途中でありえないミスをするときがある。それは練習不足だったり、集中力が切れたときだ。これは訓練でつけていく。1ヶ月に一度はlong video を撮る。
ダメだった部分。
①録画したのは午前中だったのだが、納得がいかなくて夜の21時にスタジオを取り、再度録画している。その間に仕事の書類を提出したり、音楽教室の仕事もしている。弾いていて自分が疲労困憊なのがわかった。(カメラと重い三脚を抱えて電車移動だから、それは身体も痛くなる…)
疲れると、指が回らない。細かい動きができないから大振りになってしまう。しっかり大事なときは休めること。自分の身体を見極めることが大事。
②範囲をしっかり確認すること。
最初、モーツァルトの範囲を間違って練習してしまっていた。かなりのミスだが私にとって念入りに注意しないといけないことなので、しっかり確認すること。実は大学学内の試験とユースの試験でやらかしている。オーディションでこれ以上やらかしたくない。習慣づければストレスにもならず、自然と行えることができる。まともな人は普通にこれはできる(悲しい……)
スタッカート課題で腕の分離について、すべてのオケスタで周りの音が聞こえていること(得意、好きな作曲者ほど意識しなくてもできそうだが油断しない)
各オケスタのキャラクターの熱量とそれに伴う呼吸。作曲家への理解。一つずつそれらを身体と耳に覚えさせ、オーディション形式で弾きときの各部分の準備の余白や時間、自分の呼吸が整うところはどこなのか。
1/11(木)
本日はすこしだけ、モーツァルトのno.39をゆっくりさらえたのみ。合計で45分しか時間が取れなかった。頭痛など、明らかに昨日の録画で精魂使い果たした後遺症だが、体力が無さすぎる。木曜は鬼門かもしれない(メニエールになったときも木曜日が引き金だった)肝に銘じて日の予定を立てる。体力増強のプログラムは作ってあるので1月後半から実行に移す。
以下、本日の気づいたことと課題↓
・mozart no.39 mov4
1/9の和音で指を取れていないかの対策を行った→音程の改善が見られた。後半以外も同じようにするべきだが、まだ単音みたいに取っている。指の距離が近くなったので、タッチも軽く全て弾ける。
課題としては、私の基礎力不足のせいだが、常に手がめちゃくちゃ痛い状態になるということ。でも、和音の基礎向上をすれば全然大丈夫にも思える
→三度、六度、オクターブで手の形を再度確認する。★耳で聞いて無意識に修正をしない。
→かなり乱暴だが10度の和音もやる。
動画は和音の手を常に意識したときの、ゆっくりの音程練習。
指先の当たる場所、いつもより内側だがこれが正しいのか?タッチが重要?
痛くなるところ→弾いているときは上腕内側の筋肉、終わると腕の内側が微かに痛い。
小指側の筋に負荷がかかりすぎか?上腕はあきらかにトレーニング不足、高速ヴィブラートのトレーニングをやる(使うところが同じ)
1/12(金)
Mozart no.39を先生に送る。
・短い中で音程が一つも外れないようにする。左と右のコーディネーションがバラバラで音もかすっている。
ひたすら基礎練習
・ウォーミングアップのときにすぐに調子が戻らない。持ち方を気をつけているからもあるが、基礎の安定を優先すること。
・ボーイング時から弓が斜めすぎている。かすれの原因かも(最初はかすれてしまうのでオケスタでも同じことが起きている)弓の返しの小指、G線が安定していない。アップの返しも気を付ける。E線の返し、少しだが回転してしまっている。
・スケールの音程がかなり悪い。
1/13(土)
1/14 (日)
Mozart no.39 mov4