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1/21 オケスタレッスン
少し暖かくなってきたと思ったら、また雪が降るそうです。1月だからまだまだ寒いですね。今回は、引き続きシューマンのスケルツォ。他にはモーツァルトNO.39 mov4 と基礎の根底となるクロイツェルとセブシックになります。
概要
・シューマン
まとまってはきた。音程はこの一週間でやったゆっくり弾くのを維持して安定させつつ、速くも意地。他の基礎を上げて、シューマンも底上げしていく。
またひくときに、前に譜面台をおくこと。
・セブシック
これは右手の練習になる。左手が安定してきたので、右手(弓)の酷さがとってもでているため。また硬いので、このセブシックで硬さを取ること。
最初のレーラーの形、A線が弾きにくいのであれば角度を下げること。
つまりは、D線の角度に合わせすぎているからA線に行けない。AとDの角度にすること。移弦の時に、弓量、前倒し、後ろ通しにならない。
★今は全て、腕で回している。肘を固定して一直線の動きではなく、手首Or手を動かす場所だと認識すること。
これで、硬さをだんだんとっていく。
★腕の角度が、弦によって違わないようにする。
・クロイツェル
4thポジションからの、ソラファラのフレーズ。ここの音程が崩れない。
また、ハイポジションから2のポジションに移るときに左手角度を「2ポジションの形にしない」
つまり、ハイポジションの手の形のまま、シフトチェンジをする!
★こうやって左手を不安定にさせない。変えてしまうと、必ず弓が不安定でかさついて、音程に響きます、
★難しいところはセパレート。
手首の動きで真横に動くだけ。でも一ミリ。
この根底がしっかりないとワンランク上に行かないので、こころしてやること。
・モーツァルト
ミファのアップアップの連続は、セブシックの手首を使う。
次点の、ドレミレドのドレも同じ。
こういう細かいところで腕を動かしてしまっているので、動きがオーバーになって弾けなくなってしまう。
★手首を使って適切に弾ける状態だと、
弓の毛が弦に吸い付いているから、音をミスしたり、音が掠れたりすることがなくなって安定したリズムで弾けるようになる。また、この弦に吸い付いているからということは沈めたりではなく、逆に軽く弾いている状態である。
弓の毛が弦についていると言うことは、「いつでもOn time」「自分が思った時に弾ける」と言うこと。うまくいってなくて腕で弾いてしまっている時は、それだけ動きが大きく、弦と弓の毛の間にギャップが生じる。
課題
①シューマン
現状維持。低下はさせないようにする。
②セブシック
★手首だけを使って弾くこと。上腕が絶対に動かないようにする。
このためには、レコーディングの練習が最重要。ゆっくり練習して、手首が固まらないようにする。感覚では絶対にわからないので録画(レコーディング)をして自分の状態を確認すること。
★移弦の時に、弓の毛量と角度が変わらないこと。
③クロイツェル
当初の課題は維持。難しいところ(概要に書いてある箇所)の練習と、セパレートでの練習を注意する。
セブシックと同じ、上腕を使わずに手首だけで弾く。
・弓の量は使わない(1mm)
・アップボウが出来てない。フロッグで開放弦をアップで弾いた時の感覚、実際にこれを弾いて→感覚と動きを同じにする。
★弓は真横に動かす
全体的にセパレートで弾き、概要の手の形で手首で弾く。この時にブチブチ切れてしまうので、それが無くなるまで練習すること
④モーツァルトのNO,39 mov4
セブシックでやった手首の技術を応用→概要に記載。
15小節から、手はフラットにして
★ビデオにとって自分がどう間違っているのか見て、確認すること。今は肩から全部、動いてしまっている。直すこと。
大事なこと
◆軽く弾く、の意味。
軽く弾くと言うことは、弦の表面を優しくさすっている感じ。一生懸命に弾こうと思うと、弓を弦の中に沈める癖がある。沈めないで、表面で触っている感じで弾けるようにする。
◆ゆっくりさらうこと!
最初の段階で早くさらっても、手が覚えてくれない。それでは意味がない。ゆっくりさらって→手が覚える→その成果が身体に入ってから速くするのは簡単なこと。
これを守らないと、肩が動くとか悪い癖が出てきてしまう。
反省点
前回からセブシックをして、異様に右手弓が固まっていることはわかっていたので(本当に動かなかった)、この違和感がなくなるまで練習すること。あとはレコーデング。実際にレッスンの録音を聞いていると、手首で動いている方が音がクリア。
あと手首で出来ていないとダウン、アップどちらかの比重が大きくなってしまい(私の場合はダウンが重い)、結果、弓がその時だけ沈んで浮いてとなって、だんだん歪になっていくのかと思う。
弓の課題、ゆっくり根気よくやって身につけたい。