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12/21 オケスタレッスン

12/21 オケスタレッスン

 引き続き、シューマンのスケルツォ。
 右手と左手の技術に固執して、念仏のように練習をしていたが今までの指導を思い出して、音源を聞きました。本来、普通に行っていなければいけないことなのですが。その音源があまりにも楽しそうに弾いているので「難しいオケスタという以前に、スケルツォでその名前の意味どおり(おどける・冗談)楽しい曲だったんだな」と初心に戻れました。この感覚がレッスンでのテンポを早くしたときに少しイメージできたので、ようやく前進できたのかなと思います。
 以下、今回のレッスンの概要と反省点です。


概要

 しっかり楽譜を見て、弾くこと。メモライズするのは良いけれど、細かいところを読んでいないのでダメ。
 この期間で、練習方法を変える。

 ① 一通り、全体を弾く。
  今は、気になるところやうまくいかないところで止まってちまちま練習しているので通して弾くことができない状態。止まる癖がついている。通す集中力もない。ヴァイオリンを持ったら最初にウォーミングアップもせずに通すこと。それでどこが悪いかわかる。それからスポットに行く。
 ★頭の中にゴールがないと弾けない。頭にゴールがあると身体は自然に動きます。
 ★右と左しか考えない状態にならないこと。その方法でやり続けると十中八九失敗する。頭の中の音楽を歌って、その歌った状態で録音。録音したものを確認する。

 ②スポット練習
 ポジション移動や移弦、音程など。①で出来なかったところを潰していく。速くても遅くてもフレージングは無いと絶対にだめ。音楽を意識。
 左手がまだ硬い、遅い。
 右の肩が継続して弾いていると力が入ってくるので、抜く。
 ★どうやってシフトするかじゃなくて、【どうやったらOn time で行けるのか】これだけを考える。

部分詳細

 最初のシドレの粒が揃っていない。原因は身体が固まっている。粒が揃っていないのがわからないのは、右左しか考えていないのと、頭の音楽が止まっているから。
◆粒が揃っているのが聞こえるまで練習すること。

 D,G線に行った時に崩れてしまう。テンポも遅くなるのでKeep tempo.わからなかったらメトロノームで練習。

 また、ここからもフレージングをしっかり作ること。フレーズの2回目、3回目のシは強く(オーケストラでも楽器が一緒に弾いている)、High toneのタイミングを合わす。このHigh toneが合っていないと締まりが悪くなり、うまくフレージングも流れない。シドレミでシはミに向かっていかないといない。

 Istポジションのファソラ〜、いらない事を考えるのをやめなさい。聞いている方には全て見えてしまう。
 指はしっかり押さえていないといけないが、硬い。★軽くて、いかにミニマムで押さえられるか。

 ラシドレシソミレの、ソの3指が圧倒的に遅い。基本的にE,D線の3rdポジションでもテンポが遅くなる。何回やっても当たるように練習すること。

 スラーがある形、絶対に歌ってから弾くこと。重くではなく軽い。重く弾くから遅れてしまう。

練習において忘れてはいけないこと

 ほとんど自戒のようなメモ。必死になっていると忘れてしまっていることが多い。
 ★弾き出す前にイメージとtempo。一発でやるように心がける。
  これを練習で日常化させる。やっていると集中力もつく。
  120%の集中力で必ずイメージし、頭で音楽を歌いながら弾く。
 ★速いパッセージを重く弾かない。
 これもイメージの問題であるが、重く弾かないようにする。そんなに重く弾いたら間に合わない。その中で左手がいかにミニマムで動けるかどうか。意識を変えること。

反省点

 できているかどうかわかっていない部分も多分あると思われ、いち早く自分ができないところや全体像を認知することが大事。技法が目的にならないこと。ただの運動ではなく、音楽なので。
 また、重く弾かないようにするのは意識を変えること。速いパッセージに苦手意識が合ったがこの一年でかなり払拭されたので、速いイメージを持つことを恐れないこと。あとは音源の楽しそうに弾いている人たち(実際はどうなのかわからないけれど、、、)を思い出す。
 先日、演奏を母に見てもらったことがあり、その時に「なんでそんな泣きそうな顔で噛み締めて弾いてるの?」と言われた。多分、難しい場所や自分がナーバスで弾いている時はこの顔をしていると思われる。笑うこと。 
 
 

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