2/26 オケスタレッスン
こんにちは。今回もオケスタレッスンの概要を書いていきます。ほぼ箇条書きですがご了承ください。
花粉はこれからですが、今年は例年よりも量が多いようですね。気を引き締めて頑張ります。
本日は、いつもの通り、メンデルスゾーンのスケルツォとモーツァルトの2、4楽章、久々にベートーヴェンの3番のスケルツォになります。
概要
・モーツァルト、4楽章
これはモーツァルトに限らず、すべての課題で言われたのですが、技術ではなく頭の中の音楽がないので、止まってしまう。頭の中に音楽を鳴らして、ただその通りに弾くだけ、というのを全ての課題で実施する。
メロディーライン、凸凹しないように気を付ける。
16小節目、ミソシソの形が油断をするとまだ滑っているので気をつけて、しっかり聴きながら練習すること。
40小節目にかけてのクレッシェンド、停滞しない。
Aから。43小節目のFが三回弾くところは、クレシェンド気味に音楽を作る。大きな流れだけでなく、細かいセンテンスでもクレシェンド系かデクレッシェンド系か、意識して、自然に音楽を弾く。そちらの方が弾きやすい。
次回はAからも、見て頂く。練習しておくこと。
・メンデルスゾーン スケルツォ
57小節から、59小説にかけての、F♯とG♭の音程。またその後のSUBIT Pは走ってしまう。現在だと弓順で走ってしまうので、全てアップボウで練習して、正しいタイミングを理解すること。
35小節のE(4の指)が下がる。しっかり音程感覚を指間で測っておく。
メトロノームで後は弾き込む。
・ベートーヴェン スケルツォ
まずは弓の位置。真ん中より上で、弓を左右に振らない。PPだが気にせずにしっかりと音量を出す。
弓はただ、飛んでいるだけ。あまり弾くと思わない。
9小節目のような部分、滑ってしまっている。全て、8分音符で練習。スラーを切る。これができたら、譜面上の4分音符と8分音符のスラーを分けて練習する。傾向としては、2拍目のCがタイミングが早すぎる。そのため音の長さも短い。
早い曲だが、音楽の流れを忘れないように。上記の9小節もB→Cの向かうクレッシェンド系をはっきり意識する。これだけで弾きやすい。
・モーツァルト 2楽章
ブラームスのように歌い込んでしまっているので、シンプルに歌う。歌い込まない。
7小節目の形、8分音符で遅くなってしまうのでそのままストレートに。
問題の14小節目から。ここはクレッシェンド系はもうできているので、デクレッシェンドをしっかりと作る。歌い込まず、作業としてはシンプルに。弓も使いすぎない。
14小節目の形になると重くなってしまうので、軽く作る。
問題点や反省点など
今回のレッスンで大きな課題は、音楽を弾いていないということ。練習の時も切り替えがうまくいかずに困っていた。イメージトレーニングができていないので、こちらもしっかりやること。
練習時に例えば、一時間練習時間があるとして、モーツァルトの2楽章を30分→4楽章を30分、というように行なっているのだが、この切り替えがうまくいくともっとスムーズに曲に没入できるのだろうか。ただ、練習でうまくいっていないので余計にイメージできなくなってしまっている。これは熟考。
また形になりかけているオケスタが少なすぎるので、精度も上げながら別のオケスタも練習すること。ブラームスの2番と3番。あと、手を出せていないのはシューマンがある。
いつも同じ曲ばかりで、申し訳ございません。レコーディングも次回から始めますので、よろしくお願い致します。