2/19 オケスタレッスン
段々と春らしくなってきて、早朝に外に出ても暗いままでなく朝日が見れる時期になりました。花粉がすごいです。
今回は前回と引き続き、メンデルスゾーンとモーツァルトの4楽章。
概要
・メンデルスゾーン
ボーイングは良くなったけれど、まだタイミングが合っていない。しっかりメトロノームで練習。
・モーツァルトの4楽章
Pの部分、VIBをしたいところ(スラーがかかっている頭の音)の所、弓が早くならない。VIBをすると連動して早くなってしまっている。早くしないし、弓でアクセントもしてはいけない。
始め方→指の並びを準備して、弓はon the strings。
スタッカートがあるけれど、弓は飛ばないようにする。ずっと、常に弓の毛はon the stringsのままで!
音楽を弾いているので、難しいのはわかるが顔をしかめない。笑顔で。
このモーツァルトも前回のメンデルスゾーンと同じく、弓を使わない。ただ移動している箇所やダウン、アップなどは手癖ではなく、きっちりと頭でも身体でも理解して弾く必要がある。どこの弦を弾いているか、しっかり自覚をしておく(つまりはまぁ、そこまで練習するということ。。。ごまかしは効かない、やっぱり難しいので)
弓は自動的に動いていて、指で音楽を作る。
『フレーズについて』
まず、5小節目までがワンフレーズ、次の2回目のフレーズ(ミレドシラソラシソの所)が最後のソでディクレッシェンド形なのにドスっ!と落ちてしまう。ミ♭が頂点であることが自覚できておらず、音楽的に弾けていない。
音楽、つまりフレーズを意識すると直したVIBが戻ってしまう。音楽的に弾いてもヴィブラートは変わらないように心がける。
スラーでもテヌートでも、弓の長さは変えない。1センチ。
16小節目から。
①右手肘を落とす。
肘を落として、腕の重みを弓へと自然に乗っかるようにしている。手はしっかり持っているが『軽く』。
圧をかけた音よりも、軽い圧(適切な力と行った方が良い、圧ではないかも)の方が音がしっかりと発音する。
上記の『軽く』だが、走る時を考えてみる。走るときに足は重いか、軽いか?速く走るためには足は軽くなければいけない。パッセージやヴィブラートも同様で、力を入れずに重たくしないこと。イメージも大事。
②弓の角度を頑張らずに、軽く弾く。
D線とA線に肘を設置する。なぉ、このパッセージで多用するのはD線。A線には少しお邪魔するぐらいの感覚。
弓の重さは、出来る限り力を抜いて、音がかすれない圧がどのくらいか探す。そのまま横に弾くだけ。移弦があってもこの重さのまま維持し、長さは1センチしか使わない。
必ず、ゆっくりから練習すること。
反省点、今後の課題など
モーツァルトの4楽章は、手応えを感じたので速いテンポでも弾ける希望が見えてきた。また、個人的なことなのでここには書かないが(レッスン用のノートには書いてある)、今回のレッスンでヴィブラートをかなり教えていただいた。力と第一関節、指先の加減、これをできるようにするのが速急の課題であるので頑張る。