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教育とは、教える、とは。1から10まで手取り足取りはどうなんだろうか、

こんにちは。あがり症のバイオリニストこと、めっしーです。

今日は「良い教育とは?教えるって何だろうか?」という話をしようかな?と思います。

音声で聞きたい方はこちら↓

最近、「幸せになる勇気」って言う本を読みました。その本から考えさせられることが、たくさんあった。

教育とは何だろうか?教えるとは何だろうか?

どういう所にいき着くのが良い教育なのか?教えるその人のためになるのか。考えることが多い。

この「幸せになる勇気」って本、学校の先生1人が主人公で、哲学者、アドラー心理学っていう、心理学の先生が対談する話。

この本で言っていたこと。教育とは一番何が大事か?

結論は、子供を自立させる事が最終目的、ということ。

教える1人1人が自分で考え、動ける、ということ。

実際はどうか。

表面ではその子のために、その人のために、なんて多くの先生は言いますが、心の奥底では、自立させる事が怖い、って感じたりする。教える立場の人が自立させる事が怖い。

自分の支配下に置いておきたいって言う気持ちがあるから。子供達の自立を妨げることで、アウトオブコントロールになるのが怖い。

子供に冒険を許さなかったり、無難で怪我をしないような道ばかり歩かせたりする。

自分自身が責められないように。

子供がなんか問題起こしたら、めんどくさい。

こんな奥底の気持ちが、自分の言う事だけを聴かせたり、怪我をしないように先回りする。そうすることで自立を妨げて、自分のコントロール下におく。

親、先生は表面上は良いと思って手助けしているのだけれども、無難なレールを引いてあげることは、その子のためじゃない。むしろ、全部自分の保身の為にやってるんじゃないか、と言う話なんですよね。

生徒の事を考えているようで、本当は自分が責められないようにコントロールしてる心理が含まれている。

子供が問題起こして、めんどうするのが、嫌。

人間ってなんだかんだ自分が1番って言う生き物で、例えばバイオリンだったらやっぱりその自立させないで教えて、ずっと教えていた方がヴァイオリン教室としての収入としては増える訳ですよね。商売としてはそっちの方が良い。

1から10までぜーんぶ教えて、生徒自ら考えられなくして、自分のそばに置いておく。

私はそうはしたくなくて。

自立出来るようにですねフォローしたい
。1から10まで教える、ってある意味簡単なんですよ。多少時間がかかっても、自分で答えを出して欲しい。生徒が、自分で考えて練習方法も方法も考えれて、先生なんていらないっていう風になってもらいたい。

1から10まで教えてるって言うのはある意味、生徒の事を思っていそうに見えるけど、後々を考えたらデメリットは多いのかなと。教え過ぎない。指示を出し過ぎない。難しいけど、選択肢を与えて自分で比較して選択して欲しいです。

来て下さってる方が自分で考えて練習方法を考えて出来る状態なる。子供に対してもその全部指示を与えるんじゃなくて、選択肢を沢山与えて、そこから子供に選ばせるとかですね。

生徒が自分で考え、自分で前進できるのようにする、それが私のしたいことの一つ。ヴァイオリン教室という商売のメリットないけど、その方が本当はお互い幸せだし、そういう人になりたい。

自立とは教育とは何なんだろうかって言うところを最近考えるところです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

【大人のためのヴァイオリン教室】
大人から始めた筆者のヴァイオリン教室。
大人から始めたからこそわかる、苦労、解決策をお伝えしています。音色、歌うことにこだわり。ヴァイオリンで、音楽で心振るわせて涙が止まらない、鼻水じゅるじゅるの方を1人でも増やしたい。

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