二人だけが悪

時代を嘆くより明日を見つめていたい
冷たい風の中でも心は暖めていたい
愚かな過ちに苦しみは続くけど
それが、生きることなら
愛はいらない
悲しむため命があるのなら
この世界に祈りさえいらない

絶望の淵に佇みながらも
人は人を愛し続け
憧れを捨てず生きてる

飢えながらも分け合う人
支え合って逃れる人
見開かれた深い瞳
虹と涙と微笑み

どこかに必ず
見つけ出せるはず
生きていたい 生きてほしい
命ある者の真実

目覚めの朝
きらめく風
めぐる季節
萌える緑

たとえ今が辛すぎても
この世界に生きていく


作詞: 正塚先生 作曲:高橋城先生


宝塚歌劇でいちばんはじめに好きになった一曲