Delight な holiday
煌めきのスペシャルステージ
「Delight Holiday」
明日海りおさんの格好良いポスター写真を見つめては、コンサートへ行く日をなによりも心待ちにしていたあのころ。
そのすべてがディライトホリデーだった。
懐かしいなぁ…しあわせだったな。
コンサートではジャズにポップス、ディズニーソングにクリスマスメロディ…明日海さんのご出演された懐かしい作品の楽曲も歌ってくださいました。MCもあり、様々なエピソードもお話くださり舞台裏の様子がうかがえて嬉しかった。
どの場面も耳に馴染みのある楽曲ばかりで素敵にアレンジされていて…お洒落なんだけどどこか昭和感!もあって、あぁやっぱり''made in 宝塚''なんだなあと嬉しかった。
ディズニーソングは舞浜という場所も相まってより一層ファンタジーが広がり、クリスマスメロディでは煌めきだけではない平和への願いが優しく込められていて心からじわーっと熱がひろがるような。
どんな楽曲も明日海さんが歌われると不思議なほどに夢が広がり心に響く…魅力の泉が溢れてくるような。
いつもは作品や役を通して感じるスターさんの魅力を、コンサートではそのままのお人柄や個性をより近くに感じることができ…何とも贅沢で有難いステージでした。
明日海さんと仙名さんのコンビだからこそ出せる雰囲気を、私はずっと「大人スウィート」と勝手に名付けているのですが、まさにDelight Holidayのコンセプトにとってもお似合いでした。
花組さんのあたたかな空気感もあわさって、すべてがピースフルでハートフル!
まぁるい劇場に満ち溢れたハピネスはずっと忘れられない。みんなで楽しい気持ちを一緒になって分かち合え、どんどん喜びが膨らんでゆくのを感じて幸せでした。
行く前からワクワクで胸いっぱい、また見た後も心がホカホカで…素敵なホリデーシーズン。
ペンライトを持ってみんなで踊った「Delight!Delight!」忘れません。
宝塚の男役さんというスター、またそのスターをより輝かせてくれる娘役さん。その存在には宝塚歌劇にしかない美しさとそれと同時に永遠ではない儚さがあります。その美学は105年もの間、私たちにかぞえきれないほどの夢を与え続けてくれています…
宝塚歌劇はまさに''夢の国''です。
これからもずっと!ずーっと。