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スウェーデン、デンマーク、若年層にモデルナ社の新型コロナウイルス感染症ワクチン(COVID-19ワクチンモデルナ筋注)を一時停止

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どうも、閃です。今回はギリギリまでネタが出ず、母上と一緒に見ていたお昼のニュースをもとにロイター通信社のネット記事を翻訳しました。()書きで書かれているのは補足事項です。今回はいつもに比べて補足事項が多めです。ワクチンの販売名とか入れてるので、ちょっと読みにくいかもしれませんが精度があるよということでご納得いただければ幸いです。今回はいつもより早めに上がって2時間で仕上がりました。それでは、どうぞ。

参照リンク

今回の原文はこちらになります。

https://www.reuters.com/business/healthcare-pharmaceuticals/sweden-pauses-use-moderna-covid-vaccine-cites-rare-side-effects-2021-10-06/

本日の翻訳

ストックホルムからの報道です。これは10月6日にロイター通信社が発信した情報です。

  - スウェーデンとデンマークは6日、稀な心血管系の副作用の可能性が報告されたため、モデルナ社(MRNA.O)の新型コロナウイルス感染症ワクチン(COVID-19 ワクチンモデルナ筋注)の若年層への使用を一時停止すると発表しました。

スウェーデンの保健省は、1991年以降に生まれた人を対象とした予防接種を中止すると発表しました。これは、予防接種を受けた青少年や若年成人の間で心筋炎や心膜炎が増加しているというデータがあるためです。これらの疾患は、心臓やその内膜に炎症を起こすものです。

保健は、「モデルナ社の新型コロナウイルス感染症ワクチンであるスパイクバックス(日本での正式販売名はCOVID-19 ワクチンモデルナ筋注)に関しては、特に2回目の接種後に青少年や若年成人の間で心筋炎や心膜炎が増加しているというデータとの関連性が明らかになっている」とし、影響を受ける危険性は非常に小さいとしています。

モデルナ社の株価は午後の取引で4.9%(16.08ドル)下落し、316.11ドルとなりました。

モデルナ社の広報担当者は、デンマークとスウェーデンの規制当局が、心筋炎や心膜炎のリスクがまれにあるとして、若年層へのモデルナ社の新型コロナウイルス感染症ワクチン(COVID-19 ワクチンモデルナ筋注)の使用を中止する決定をしたことを知っているとメールで述べています。

まだ査読を受けていない米国のある研究によると、20歳未満の若い男性が新型コロナウイルスに感染した後に心筋炎を発症する可能性は、ワクチンを接種した人に比べて最大で6倍になるとのことです。

デンマークは、12~17歳の人にはファイザー社/バイオンテック社のワクチンを主に使用しているが、「予防措置原則(新技術などに対して、社会や環境に重大かつ不可逆的な影響を及ぼす仮説上の恐れがある場合、科学的に因果関係が十分証明されない状況でも、規制措置を可能にする制度や考え方のこと。)」に基づき、18歳以下の人にはモデルナ社の新型コロナウイルス感染症ワクチン(COVID-19 ワクチンモデルナ筋注)の接種を一時停止することにしたという。

デンマーク保健当局は声明の中で、「予備的なデータでは...モデルナ社の新型コロナウイルス感染症ワクチン(COVID-19 ワクチンモデルナ筋注)を接種した場合、心臓の炎症の危険性が増加する疑いがある」と述べています。

デンマーク保健当局は、北欧で行われた未発表の研究データに言及しており、今後、欧州医薬品庁(EMA)に送られてさらなる評価が行われる予定です。最終的なデータは1ヶ月以内に得られる見込みであると付け加えています。

スウェーデンとデンマークは、代わりにファイザー/バイオンテック(PFE.N)社のコミナティワクチン(新型コロナウイルスワクチン コミナティ筋注)を推奨するとしています。

デンマーク保健当局は、「心臓の炎症は極めて稀な副作用であり、しばしば軽度の経過をたどって自然に治る」としても、この決定を下したと述べています。

欧州医薬品庁(EMA)の安全性委員会は7月、コミナティ(新型コロナウイルスワクチン コミナティ筋注)やスパイクバックス(COVID-19 ワクチンモデルナ筋注)のワクチン接種後、ごくまれに炎症性の心臓疾患が発生する可能性があり、2回目以降の若い男性に多く見られると結論付けました。

モデルナ社とファイザー社/バイオンテック社の両社が使用しているいわゆるmRNA技術に基づく注射の新型コロナウイルス感染症の予防効果は、引き続き危険性を上回ると、米国、EU、世界保健機関の規制当局は述べています。

カナダの保健省が先週発表したデータによると、モデルナ社のワクチンを接種した後の方が、ファイザー社/バイオンテック社のワクチンを接種した後よりも、稀な心臓の炎症の報告例が相対的に多いといいます。

どちらのワクチンもmRNA技術に基づいているが、ファイザー社のワクチンは1回あたり30マイクログラムであるのに対し、モデナ社のワクチンは100マイクログラムです。

また、米国の2つのワクチン安全性監視データベースのうちの1つのデータでは、モデルナ社のワクチンは若年層の心筋炎のリスクが高い可能性が示唆されています。
米国では、18歳未満の方へのワクチンは承認されていません。

ノルウェーでは、すでに未成年者にコミナティワクチン(新型コロナウイルスワクチン コミナティ筋注)を推奨しており、水曜日にはこれを改めて表明しています。

ノルウェー公衆衛生研究所(NIPH) の感染管理責任者であるゲイア・バックホルム氏は、「30歳未満の男性も、新型コロナウイルス感染症ワクチンを接種する際にはコミナティワクチン(新型コロナウイルスワクチン コミナティ筋注)を選択することを検討すべきである」と声明で述べている。

フィンランドの保健関係者によると、フィンランドは木曜日に決定事項を発表する予定だという。

欧州医薬品庁(EMA)は5月にコミナティワクチン(新型コロナウイルスワクチン コミナティ筋注)の使用を承認し、スパイクバックス(COVID-19 ワクチンモデルナ筋注)は7月に12歳以上の子供を対象に承認されている。

記事作成者:Johan Ahlander(ストックホルム)、Stine Jacobsen(コペンハーゲン)、Gwladys Fouche(オスロ)、Julie Steenhuysen(シカゴ)、Michael Erman(ニューヨーク)、Editing by Kirsten Donovan, Alex Richardson, Alison Williams

翻訳は以上となります。記事をご覧くださりありがとうございました!
これからも頑張りますので、よかったらジュース1本おごってくれませんか?

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