自己満から広がる自分の世界があった

今年、自分が得たこと。
1年前には思ってもいなかった新しい経験と出会えた。

自分の好きなことに関しての声がかかったこと。
衣装製作の依頼や歌。
どちらも今までの経験や発信からふいに声をかけて頂いたもの。

別に仕事の依頼を受け付けていたわけではなく、
ただの自己満。

そんな自己満アカウントにメッセージを頂けたことがすごく嬉しかった。

自分のためにやっていたこと。
それが誰かの役に立つことになっていく。

でもその分プレッシャーとか、責任がのしかかってくる。
楽しいだけじゃやっていけないのが現実。

これらを仕事として定期的に依頼をもらってやっていくこと。
学生時代の自分からしたら夢のようなこと。

でも仕事と関わっていくにつれて、
楽しいこと、好きなことに追いかけられ続ける日々は
好きが嫌いになってしまいそうで怖い。

単発で声がかかった時だけやる。
それが今の自分にはちょうどよかった。

衣装製作も歌も、普通の人は経験しない人生だと思う。
その貴重な時間が自分の人生に刻まれたこと、
新しい世界を知ることができたこと、
それが何よりも自分自身の成長に繋がったと思う。

出逢いの奇跡。
まさにそんな感じがした。

挑戦することに前向きになれたのがこの1年だった。

でも誰かのために好きを仕事にするなら
もっと実力を高めないといけないとも思った。

自分の仕事によってその人の人生が決まってくることだってある。
重く考えすぎかもしれないけど、
でも間違えなく相手の未来には少しでも関わっていることになる。

だからこそ、
自分がまずは納得のいく状態に仕上げないと。
あとで後悔したくないし、もっとやれたなとか思いたくない。

「100%では満足がいかなくて、120%の完成度がいい。」
思い返せば自分はまさにこれで生きてると思う。

今までは自己満での120%。
でも今は相手を考えての120%が必要だってこと。

この経験から生まれた感情。
むしろこの経験がなければ気づかなかったもの。


そしてもうひとつ気づいたことがある。

それは自分の好きを発信することは無駄じゃない。
そこから何かに繋がることがあるということ。

大きな影響力にならなくても
誰かひとりでも自分の発信に共感や得られるもの、
心を少しでも動かせたのなら意味がある。

世の中は情報に溢れているけど、
その膨大な情報の中で自分にたどり着いたことが最大の出逢いだと思う。

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