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新築住宅 と リノベーション住宅 vol.02

前回に続きまして、、新築住宅とリノベーション住宅の違いやメリットについて紹介します。


新築住宅のメリット

自由なデザインと高性能な住まいを実現

新築住宅は、更地にゼロから計画をして建築しますので、配置や間取り、内装や外装など、自分や家族の好みに合わせて設計することができます。

また、性能の良い断熱材やサッシ、高効率の空調・換気設備などを使用するため、省エネ性能が高く、快適な住環境を実現することができますし、耐震の性能についても、構造計算により、耐震等級1〜3まで、計画時点で比較的自由に性能を高められます。

用途地域などの都市計画によって、建築できない形状や仕様の規制はありますが、法律を守ったうえで、理想の家を建てることができるという魅力があります。

減税や補助金等が豊富

2023年の現在では、まだ、リノベーションよりも新築住宅のほうが得られる減税措置や補助金が多いようです。私どもがよくお客様にご提案する補助金や減税制度などを見ていきましょう。

  • 補助金・助成金

    • こどもエコすまい支援事業

    • 地域型住宅グリーン化事業

    • こうちの木の住まいづくり助成事業

  • 減税制度

    • 住宅ローン減税

    • 登録免許税の税率軽減・不動産取得税、固定資産税の軽減

などなど、それぞれ100万円オーバーの補助金が多く、リノベーションに比べると新築のほうが断熱や耐震性能を向上させやすい分、様々な省庁が管轄したエコや住宅の長寿命化を目的とした補助事業等が受けやすい傾向があります。

建物の資産価値

3,500万円で新築一戸建てを建てて、20年後のその建物の価値と、築50年の建物を2,500万円でリノベーションを行い、同じく20年後に築70年になった建物があったとして、表面的には老朽化度合いにあまり差がないとしても、やはり、それぞれ築20年と築70年の建物として周りから評価されると思います。

特に基礎や躯体の構造部分の評価は差が開くでしょう。

建物を家族が代々住んでいくものとするか、将来的に売却できる資産として考えるかによって、リノベーションより新築のほうが資産としては価値が残りやすいのではないかと思います。

まとめ

住む人の目的や、不動産の所有の有無。将来の利用方法。予算。などによって、新築住宅とリノベーション住宅のそれぞれのメリット・デメリットを比較しながら、どのような家造りを行っていくかを、プロの意見も取り入れながら、最適な住まいづくりを行ってくのが良いと思います。

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