美白成分・ハイドロキノンには副作用がある!?安全な美白成分は?
美白クリームによく入ってる「ハイドロキノン」。
皮膚科で使われる薬用クリームにも配合されていて
かなり強力な美白作用があります。
その強さは、ビタミンCやプラセンタと比べると
10~100倍の効果があると言われているそうです。
シミや黒ずみに悩んでる方には
とても嬉しい美白成分ですが、
それだけ強力だと、副作用とかないんでしょうか?
ハイドロキノンの副作用
あせる
ハイドロキノンは、シミの原因である
メラニン色素の産生を抑えるだけでなく、
メラニン色素をつくる細胞=メラノサイト
そのものを減少させる作用があります。
それゆえ、「肌の漂白剤」と呼ばれています。
でも、漂白剤とことは、洗濯物でいうと
元の色まで落としてしまうってことです。
肌でいうと、「白斑(はくはん)」を起こしてしまう
可能性があるのです。
副作用①白斑
白斑とは、自分の本来の肌色以上に、一部の皮膚が白くなる症状です。
白斑
©http://panacee.tesomi.com/
上の写真は「尋常性白斑」といわれる病気で、
ハイドロキノンだけではここまで広がることはありませんが、
こんな感じで皮膚が異常に白くなるのが白斑です。
ハイドロキノンがメラニン色素をつくる細胞
そのものを減少させてしまい、
肌のバリア機能が弱まり、
肌細胞がちゃんと作られなくなってしまいます。
それが白斑として表面にでてくるようです。
「漂白剤」って良いイメージないですよね。
洗濯ですら漂白剤使いたくないって
ためらう人もいるぐらいです。
いくらシミや黒ずみが消えるといっても
強すぎる作用に疑問が残ります。
副作用②紫外線の影響をもろに受ける
紫外線の影響
ハイドロキノンを使用したあとは、
体がメラニンを作れない状態になっているので
UVケアを念入りにしないと
紫外線の影響をまともに受けてしまいます。
その結果、逆にシミが増えて濃くなったり、
肌細胞のダメージが深刻化します。
外出しないから大丈夫って軽く考えてはいけないみたいです。
部屋にいても遮光カーテンで閉めきっていたり、
ベランダに一切でないようにしないと
窓の周辺にいれば紫外線を浴びてしまいます。
神経質に注意深くしていないといけません。
それって結構大変ですよね。
でもそれを怠ると、もっとシミが増えたり
濃くなったりするって、怖いです。
副作用③肌が弱い人は皮膚の炎症を起こしやすい
肌荒れ
ハイドロキノンは非常に強い成分なので、
皮膚が薄い人や弱い人、敏感肌の人は
かゆみや炎症を起こす可能性が高くなります。
もちろん普通肌の人でも肌に合わないことはあるので、
事前にパッチテストをする必要があります。
手や足などに塗る場合はまだ良いにしても、
顔とか皮膚が薄い部分に塗ることを考えると
少しでも強い成分は使いたくないですよね。
ハイドロキノンよりも安全で、
でも美白できる成分ってないんでしょうか。
こちらの記事で、安全にVIOの黒ずみを解消するクリームについて解説しています。