スイスワインとヘルベティカ森本
私、ヘルベティカ森本はスイスへの訪問回数30回超え、26全州を訪れた自称日本No.1のスイス愛好家です。
そこに暮らす人々や文化に触れるに度にどんどんスイスの虜になりました。その中でも特筆すべきなのは、白ワインなのに赤ワインの風味のワインに出会ったことです。この驚きと感動がきっかけでスイスワインに魅せられました。
たいへん美味しかったそのワイン、多くは赤ワインが造られるメルロ種で造られた白ワインでした。
それまでは多くのワイン好きの人と同じようにフランスやイタリアワインを好んで飲んでいました。
「世界一のお金持ちであるスイス人」が飲むワインは、ボルドー、ブルゴーニュ、バローロなどの有名な高級ワインではなく自国で造られたワインだという事実にも驚きました。
フランス、イタリア、ドイツ、オーストリアに囲まれ、澄んだ空気と水や豊かな土壌に恵まれた小さな国スイス(九州と同じくらいの面積)は、実は「ワインを愛する美食大国」でもありました。
スイスワインは98%が自国消費で、たった2%しか国外に出回りません。
ワイン愛好家が多いこの国、自国生産では足りずその3倍もの量をフランスやイタリアから輸入しています。
そんなスイスワインを日本のみなさまにどうしてもお伝えしたくて、31年間勤めた会社を退職し、2019年スイスワイン専門商社「ヘルベティカ」を立ち上げました。
ワインのみならずスイスの素晴らしさをお伝えしたく「Beyond The Glass グラスの向こうに~ワインを通じてスイス文化を日本のみなさまへ」を理念にしております。
ワイナリーには自ら足を運び、毎年ぶどうの収穫のお手伝いもしながら、味だけでなく生産者さんの理念や哲学に心底惚れ込んだワインだけを買い付けています。
料理することも大好きで、自らブレンドしたチーズとスパイスで作るチーズフォンデュは国内では右に出る者はいないと自負しています(笑)
このレシピをクックパッドに紹介したら凄い反応があり自分でも驚いています。
その他チューリヒ風仔牛のクリーム煮、レバー煮込み、レスティ(ロスティ)など紹介したい美味しいスイス料理もたくさんあります。
また、ワインは洋食にはもちろん、和食や私たちの毎日のご飯にもよく合います。
お刺身や天ぷらはもちろん、すき焼きやしゃぶしゃぶなどの鍋、肉じゃが、ポテトサラダに玉子焼き、お好み焼きにも!
様々なおウチごはんとのマリアージュが楽しめます。
そんなことも時々ご紹介しながらスイス文化をみなさまにお伝えすべく「スイスのエバンジェリスト」を目指してブログを綴っています。