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スイス鉄道珍道中 (スイスでワイン造ってるの?#19)

スイスは鉄道網が発達しておりとても便利で、私もワイナリーの開拓や取引先の訪問などの際には主に鉄道を利用します。
列車運行の正確さは日本がピカイチですが、スイスの鉄道もかなり正確に運行されますので、外国旅行される時のスケジュールがいい加減でフラストレーションをためたり、ハラハラ・ドキドキするようなことはスイスではほとんどありません。

でも安心は禁物です。時間にルーズな(笑)イタリアやフランスと相互乗入している列車は遅延や運行取りやめがあります。

しゃーないやん???

私がスイス在住時にスイス南部のルガーノからイタリアのミラノまで列車で移動しようとした時のことです。
定刻よりやや遅れてミラノ行きの列車が到着したので乗り込んだところ、私の予約している座席に人が座っているではありませんか。

「そこ僕の座席だと思うのですけど」
先客「ダイヤが乱れているからしゃーないやん」(大阪弁のように聞こえました)
と言って座席を動こうとしませんでした。
そこに車掌さんがきたので事情を話すと、
車掌「しゃーないからどっか空いてる席に座っといてんか〜」(また大阪弁)

列車全体が既にラテンの「いい加減モード」(笑)になっているではありませんか!
私もいい加減モードに合わせて「しゃーない」から別の席に座ってミラノまで行きました(笑)。
(筆者注:「しゃーない」とは大阪弁で「しかたがない」、「しようがない」という意味です。)

ミラノで下車した時に気付いたのですが、どうやら乗った列車は定刻から1時間以上遅れた私の乗る予定の1本前の列車でした(笑)。
どおりで私の座席に別の人が座ってたワケでした。
(下の写真は無事ミラノ中央駅に到着した特急列車)

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帰りは定刻通り、無事に自宅のあるバーゼルまで直行便で帰ることができました〜

ミラノ駅3番線

線路は続くよどこまでも〜♪
スイス鉄道にまつわるネタはまだまだありますので、また折を見て投稿しますね〜

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