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日本ワイン検定2級・3級共通必勝勉強法⑥保存と管理+データ編:CBT練習問題付き

日本ワイン検定のテイスティングが約1か月後になりましたね。

私は8月からItalian Wine Essentialsという講座を受講して、月末が試験だったので、こちらの記事の更新が滞ってしまいました・・この講座は試験勉強がなかなか大変でした。


さて今回は、日本ワイン検定の⑥保存と管理+データ編です。もしこの記事から読み始めた方は、他の章や試験の全体像など、こちらのマガジンに整理しているので、ぜひ、見てみてください!

日本ワイン検定を受験する上で、公式テキストは必須です!これだけは手元に用意してください!!

テキストが用意できたら、テキストに沿ってこちらの構成で学んでいきましょう!


「保存と管理」の学び方

「保存と管理」はテキスト157ページ以降で、日本ワイン検定ならではの知識はかなり少ないです。「保存と管理」=7問、「データ」=1問の計8問なので、得点源にしたいところ。
とはいえ鬼門もあり、「日本料理とワイン」はトリッキーな問題があります。

飲み頃&サービス温度:難易度(中)、優先度(高)

まずはP.160左下のワイン種別と飲み頃の目安を覚える必要があります。
日本ワインが赤で1~15年、白が1~10年と幅広すぎて若干の違和感はありますが、これは覚えるしかなさそうです。

次に、P.161右側のサービス温度も出ます。細かく分けられています。私が受験した時は、甘口ロゼのサービス温度が出題されました。

これにプラスで、エアレーション関連を覚えましょう。

  • カラファージュ

  • デカンタージュ

  • エアレーションの効果

の3点です。
「エアレーションの効果」は、エアレーションの説明として誤っているのはどれか?というような感じです。

私が受験した時は、「熟成したワインは第一アロマやブーケが広がる」が誤っている選択肢でした。

どこが誤りか分かりますか?「第一アロマ」→「第二アロマ」です!

ワイングラス:難易度(易)、優先度(高)

ワイングラスは確実に正解したい問題です。

ワイングラスの説明文に対応するグラスを選ぶ問題と、代表的なワインに対して適切なグラスを選ぶ問題です。

ボルドー型、ブルゴーニュ型、フルート型、クープ型の特徴をしっかり覚えましょう。

ワインの抜栓:難易度(易)、優先度(高)

ワインオープナーの種類が聞かれます。といっても、ウイングレバーソムリエナイフですね。
他にも、ワインをサーブする時の手順ワインオープナーを必要としない栓なども聞かれるようです。
問題の種類は多く無さそうなので、練習問題で確認してみてください。

テイスティング:難易度(易)、優先度(高)

テイスティングも内容としてはオーソドックスです。

テイスティングで大事なこととして、P.170に記載されている下記のような内容を覚えておきましょう。

  • ガイドブックの評価を気にしない

  • 分析によって感覚を言葉で表現する

  • ワインを記憶し身につけること

  • 先入観を持たずに主観で行う

他には、テイスティング時の室温(18℃~22℃)赤ワインの熟成による色調変化なども覚えましょう。

ワインと料理の相性:難易度(難)、優先度(低)

簡単な問題と難しい問題があります。

簡単な問題は、「複数のワインを飲む場合で適切な順番は?」というものです。P.177のパターンが分かっていればOKです。

  • 香りのシンプルなワイン→複雑なワイン

  • 辛口→甘口

  • 若いワイン→熟成したワイン

  • 軽快なワイン→重厚なワイン

さて、難しい問題ですが、「ブリやマグロなどの味の濃い刺身に合うワインは?」といったことが問われます。私が受験した時は、「オレンジワインに合わない料理は?」という出題があり、テキストにも明記されていないので、困りました。(今でも正答が分からない・・・)

P.178-179の内容を一通り読んでおき、わからなかったら捨てる、くらいの気持ちで臨むのが良いと思います。

チーズ:難易度(中)、優先度(低)

人によって難易度が大きく変わる分野です。

私は今ではコムラード・オブ・チーズに合格したので、ある程度分かりますが、日本ワイン検定受験時はチーズの知識が無く、捨てました。

日本ワイン検定ならではの問題としては、日本のチーズ工房数(=約300)と、日本で最も作られているチーズのタイプ(フレッシュタイプ)があり、これは覚えておきましょう。

統計:難易度(易)、優先度(高)

P.188ーP.193のグラフや表から問題が作成されます。

とはいえ、これまでで触れられた内容がほとんどで、新しく覚える内容も少ないのではないでしょうか。

  • 国内のワイナリー上位3県(=山梨県、長野県、北海道)

  • 日本ワイン生産量上位3県(=山梨県、長野県、北海道)

  • 甲州とMBAの割合(=30%)

  • 山梨県で最も生産されているブドウ品種(=甲州)

といった感じです。P.192-P.193の各県のトップ品種などは覚えておくとよいかもしれません。

「保存と管理」+データのCBT形式練習問題

保存と管理+データ分野で全86問作りました。この分野は覚えるパターンが多い設問があるので、「飲み頃&サービス温度」と「チーズ」を重点的に、全12問の出題です。

有料になりますが、力作なので是非ご活用ください!

「保存と管理」+データ分野の練習問題はこちら。

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