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共感する難しさ〜共感と同感を分けて考えてみる〜

こんばんは。Vinoです。
はじめましての方へ。

共感は難しいですね。
あまり自分の意見を主張しないような柔軟性のあるタイプの人は、本当に聞き上手だなぁと思います。

関係性が近くなればなるほど、分かって欲しい気持ちが出て、話を聞くか聞かないかは相手次第なのに、聞くのが当たり前と勘違いしてしまうことが有ります。

相手が自分の話を聞いてくれるということは、相手の時間の一部をいただいているのに、耳を傾けてくれていることに対して、近しい相手ほど、感謝の気持ちを忘れてしまいがちです。

自分がこれをやったから、相手も同じように返してくれるなんて取り決めはなくて、返すか返さないかは、相手次第なのです。

もし、他人とぶつかることがあった時、相手が運良く譲ってくれれば問題ないかもしれませんが、必ずしもそんな上手くいくとは限りません。

そこで自分のルールを押しつけたとしたら、自分は変わりたくないから相手にルールを変えろ、変われと言っているようなものです。

だからといって、自分のルールを捻じ曲げて相手に合わせるのも何か違うような気がします。

どちらかのルールを採用するのではなく、お互いが気持ち良く過ごせる妥協点を見つけて、それに基づいて出来れば良いですが、相手が納得してくれるかは分かりません。

相変わらず相手のルールをゴリ押ししてくる可能性もあります。

そうなった時、自分に出来る最終手段は、その場を立ち去り、距離を取るか、その相手との関わりを断つことでしょう。

結局、自分に出来ることをやるしかないのだなぁと思います。
ある意味、それは、相手に共感しているとも言えます。

相手と距離を取ることによって、「あなたはそう感じているのですね」と、客観的になることで、自分も大切にしながら、相手も大切にすることが出来ます。

自分にはない経験だったとしても、「自分には経験ないですが、そういう経験、考え方もあるのですね」と、言われたら、悪い気はしません。

もし、「そういう経験がないから分かりません」と言ってしまうとしたら、もしかしたら、共感=同感(同調)と思っているかもしれないです。

共感=同感(同調)だと思っていると、同じように感じたり、同じような体験しないと共感は出来ないと感じてしまう可能性があります。

でも、そんなことしていたら、世の中、敵と味方の真っ二つに分かれてしまいます。

自分が何か言った時に、すぐ反対意見を言ってくるタイプの人は、合理的なタイプか、普段から自分のことを分かって欲しい気持ちが強い人かもしれません。

自分が分かって欲しいのと同じように、相手も分かって欲しいのだと考え、共感力を、もっと磨いていきたいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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