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時空を超えて出逢う人〜ご縁は大切に〜

こんばんはVinoです。
毎日note40日目になりました。
はじめましての方へ。

この世界に絶対的な時間も空間も存在しない。
時間と空間は、その観察者の視点によって変化する。
また、現在と過去、未来は脳内で作り出される。

過去のNHKのコズミックフロントを見ていたら、このような興味深い話を見つけました。

わたしたちは、みんな同じ時間の流れを過ごしていると思っていますが、実は、時間は高さによって速度が微妙に変わるのだそうです。
それに加えて、見る人の視点によって、それぞれ違う時間と空間が存在しているらしいです。

そして、時間の流れは脳内で作り出されている可能性があると研究から分かってきました。

「現在」という感覚に脳内の楔前部が反応し、その出来事が脳の海馬に移動し記憶され、また次の「現在」の出来事が脳の海馬に移り記憶されることで、「現在」が前に押し出され、過去と未来が出来ていくという仕組のようです。

この放送アーカイブを見たとき、分かったような、よく分からないような感じでした。要するに、皆それぞれ違う時空間に存在しているということのようです。

以前、飛行機に乗ると時空を越えるという話を聞いたことがありました。
高さとスピードの関係性から、地上にいる時と時間の流れ、空間の広がり方が違うから時空を越えるのかなぁと思います。

内容が難しいので、まだ咀嚼中なのですが、わたしは今、この概念が、とても気になっています。

実は、一人ひとり違う時空間に住んでいる。
それなのに、みんな同じ時間の流れで生きていると大勢の人々が信じている。
物理や科学に興味がなければ、時空の話なんてあまり耳に入って来ないでしょう。(君の名は。というアニメ映画は、時空がテーマでしたが)

脳の楔前部という部位の名前も今まで全く知りませんでした。

みんな「違う世界」に住んでいるのに、みんな「同じ世界」に住んでいるという錯覚が、人間関係のトラブルの大元なのではないかなと思いました。

これは推測ですが、時空が違えば、物の見方も、時間感覚も当然違ってくるでしょう。それなのに、みんな一律同じ行動を取らせようとしたら無理が生じてきます。

仕事では、スピードが速いというのは評価の対象です。
でも、人それぞれ違う基準を持っているのに、評価する側は、同じモノサシで評価しようとします。

けっこう、わたしたちは、無理のある状況なのに同じテーブルに載せられて周りを評価し、評価されているのです。

自分の尺度からは決して逃れられることは出来ません。
他人のモノサシで測っているつもりでも、自分というフィルターを通したら、当然、歪みが生じてきます。

そう思うと、自分と合わない人がいるのは当たり前で、そんな世界で感覚の合う人と出逢えることは、とても貴重なことだと思います。

自分の感覚と合う人を見つけたら、その関係性は大切にしたいものです。



時空を超えて旅をしよう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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