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演劇はリモートでやるけどさ、お誕生日祝いもリモートなの?
コロナ後の経済は7割経済って言われてるけど、最近行った飲食店での売上は6割で止まっているところが多いです。
政府や経済学者の見立てまで戻ってきていない。
そこで売上を落ち着けるか、残りの3割〜4割をどうやって作り出すか。
デリバリー?テイクアウト?ECサイトで商品を売る?別な業態を考える?
ただ飲食店において美味しい料理だけを切り取ったものは飽きられるのも早いって思いませんか?それにただ作って売るだけっていうのもつまらないだろうし。
リアルな店舗の価値や楽しさはそれだけじゃないですよね?
例えばお店の設えや雰囲気とか、シェフやサービスするスタッフの人柄や気遣いだったり、使う食器やグラスだったり、料理や飲み物以外の価値がたくさんある。
残りの3割を取り戻すには、ネットでも選んでもらえる価値はそういったところにヒントがあるんじゃないかなと思います。
リモートでお料理以外の魅力や体験を叶えられることが出来ないかを考えてみるのが、今必要なことなんじゃないかなって思います。
先日、劇団藤村組(経営者やコンサルタントが主になる劇団)のメンバーと近くの仲間たちが
"主役だけZoomお誕生日会"
見て、ボクだけ画面で缶のチューハイ。笑
っていうのを開いて下さいました。もちろんそんなの寂しいから参加したけどね。笑
たぶんボクの誕生日をダシにみんな名店「酔心」の餃子が食べたいだけだったんだと思うんですけどね。まぁお役に立てて光栄です。
しかし美味しい"富嶽はなぶさ"さんのお料理たちを食べた後なのによく食べて呑んだなと思うわけです。笑
フルールオオトミというお花屋さんの小森さんだけは花束をくださいました。帰って飾るのが楽しみです。
我らが劇団・藤村組も1月に公演予定だったんですけど、予約を押さえていた劇場が廃業するということで仕切り直し。
どうやったら人が集まらずに演劇が出来るか?と試行錯誤して、Zoom演劇を試みることにしました。
これが面白いんです。
演技としては変わらないんですけど、A4のコピー用紙ぐらいの画面に向かって演技をするわけですから、実際の演劇みたいに立ち位置や身体を使った表現、さらに熱量のようなものを出すのも難しい。
加えてパソコンの機能上の問題やインターネット環境なんかも考えなければなりません。
でもZoomならではの演技や伝え方なんかもあるし、アイディア次第では舞台演劇では出来ないことも出来ちゃう。
藤村先生の台本を元にみんなで色々アイディアを出し合って一通りのシナリオが出来ました。
この公演、9月7日は夜、8日は午後の予定でやります。無料なので今から予定だけ開けておいてくれたら嬉しいです。詳しく決まったらまたボクのSNSで発信します。
リモート演劇に稽古、誕生日会、先月は鹿部町の役場職員の方々にもZoomでSNSのセミナーもやらせて頂きました。
「離れて作る」「離れて交流する」そういうことは今後も広がっていくと思います。
ただ、なんでも離れてやればいいかってことではなくて、新しい世の中「だからこそ」できることは楽しんでやればいいし、
集まる機会が少なくなるからこそ、健康や環境に気をつけながらのリアルの場に益々価値が出てくるなとも思っています。
簡単に言うと、リアルもリモートも両方考える、リアルとリモートを融合することができないか?と考えてみる。大切ですよね。
片方だけじゃもったいないよね。ボクだとリモートワイン会もできるな。
そんなこんなでリモートづくしの2日間でした。
久しぶりのブログなのに読んでくれてありがとうございます。
つなぐ、置き換える、融合させる、編集する
そんな能力が発揮される時代だなぁって思う。
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