ゆえに楽しい。比布町からエクスマ塾95期・北海道が始まりました。
「ゆえに」
このパソコンで「ゆえに」を変換すると「∴」←こう出ます。
日々悩んだり怒ったり喜んだり多感な中学生の時に習った「証明」という数学で使われていた「∴」。
結構冷静に解いていく証明がボクは好きでした。
ボクの周りは苦手みたいだったけど。
数式は+やーなどの記号を通すことで結果は決まったものになります。
でも、化学の+やーは過程も大切です。
ただ混ぜたりするだけでは何も起きない。
加熱したり冷却したり、あまり詳しくないけれど、手順が大切になることもあります。
最近、ボクの大切な人が教えてくれた動画をたまに見るのですが、いろんな物質から包丁を作る動画があります。
これはAmazonのダンボールから包丁を作る動画。
淡々と包丁を作るだけの動画だけど、化学に詳しくないと絶対にできないよなと思いながら「へ〜」「ほ〜」と観ています。
ボクは人間関係も同じだと思っています。
色々な年齢や業種で、色々な暮らしをしてきた人たちが机を並べて同じことを共有して、それぞれを尊重しあう。
だから化学反応が起こって面白いんだとエクスマ塾のサポートをしていて思います。
今回もエクスマ塾95期北海道のサポートをします。今日からスタートしました。この期の化学反応も楽しみです。
そんな今日は珍しいご来賓をお迎えしました。
1回目の合宿は北海道の中心部、旭川市より30分ぐらい北上したところにある町ここ『比布町』からスタートします。
2年間「比布エクスマ化プロジェクト」という名で、地方創生事業を行ったのが比布町です。
ハード(建物や施設)ではなく町民に対してソフト(考え方や手法)を提供するという事業が行われました。
ボクもこれにサポートとして2年間かかわらせて頂いたんだけど、大いな成果も出てこの取り組みが終了した半年経った今でも継続的に行われていて嬉しいんです。
昨日はエクスマ(エクスペリエンス・マーケティング)を提唱している藤村先生のセミナーも半年ぶりに比布町で行われました。
お世話になった村中一徳比布町長と、町の広報係でエクスマ塾生でもある新井遼ことRyoが今日も忙しい中激励に来てくれました。
続けてくれていて嬉しいです。
村中町長には挨拶もしていただいて、その中で『関係人口』という言葉をはじめて聞いた。
「定住人口」「交流人口」は聞いたことがあるけど、国も無視できない「関係人口」を勉強してみようと思った。
全道各地(釧路、中標津、札幌、江別、帯広、函館など)から新しい仲間を12名迎えて今日のカリキュラムが終わったあとは、合宿場所の良佳ランド遊湯ぴっぷさんの和洋折衷のお料理を食べながら新しい塾生さんたちと懇親会。
これがお互いをよく知り、仲良くなるために必要な時間だし、なにより
これが楽しい。
エクスマ塾の中でも意識して欲しいことのひとつが「楽しい」とか「楽しむ」ことです。
スキーヤーやスノーボーダーが雪質で一目置くぴっぷスキー場の横にある宿泊施設「遊湯ぴっぷ」さんには、いつも美味しい夕食を出して頂くんですが、今回は村中町長の計らいで、比布の名産のイチゴ「けんたろう」を特別に出して頂きました。
北海道でも少し北に位置する比布では酸味が少し主張するけど、でも心地いい程度で、そのバランスを取るための甘みもきちんとあって、バランスがいいのと、じゅるりとするみずみずしさが美味しかったなぁ。
もう少しすると「ゆきララ」という品種も出来上がるそうです。
残念ながら収量が少ないため、周辺の限られた量販店でしか販売されないみたいだけど「ゆきララ」も食べてみたいな。
若干のバラ科アレルギーのボクが言うのもなんだけど。笑
そして今日の最後はスタッフミーティング。
比布町の居酒屋「赤兵衛」は満席、あの焼肉店は閉店直前だったので、旭川の末広にある「拓羅磨館の台所」まで移動しました。
参加者さんのお仕事やSNSを振り返りながら熱いディスカッション。
明日はここでの話をフィードバックします。
美味しいものを食べながら、飲みながら。
∴ 脳を柔らかくして真剣に参加者さんのことを考えられた
という楽しい現場からは以上です。明日もしっかりサポートします。
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