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ワールドカップの合間に荒木一郎を聴く日

【呑屋日記9/20】水曜の口開けはスポーツライター ラグビー解説者の藤島大さん。

「さっき日本酒と焼酎を少々やってきまして、その後につづく何かをください。」

はいっ!すぐにピンと来たのは山椒のアムリタジン。

混じりけなしの山田錦を使ったベーススピリッツに

葉山椒、花山椒、実山椒それぞれを浸漬して蒸留、かるくジュニパーベリーで整えてある。

これは割らずにロックでうまい。
チェイサーを炭酸水にして交互にやるのがいい。

リセットandリスタートとなる二軒目ビンガはこれできまり。 

グラスは新田佳子 作サンドブラスト仕上げの美しい蕎麦猪口にアムリタをワンショットくゆらす。

松屋銀座イベントスペースで全国のクラフトマンたちによる手作り直売所で頻伽用に購入。

「ああぁうまい」

私の「もののこだわり」をこころよく信頼してくださり有難い。

お連れの編集者さんがおなじものをとおっしゃったのですが、せっかくなのでアムリタ5種をそれぞれ嗅いでいただき、自分好みのアロマで選んでいただきました。

 
彼はカカオジンをセレクトし、打ち合わせあとの酒談タイムとなりにけり。

そこへ酒女うろこの大将登場。

「さちさーん、おまかせオレンジワインくださいっ」

「ヴィンテージ違いのdidgori入ったんだけどのむ?
蝋コーティングが黄色のほう、まだじゃない?」

ジョージア🇬🇪ポリフォニーの歌い手達がつくったクヴェヴリワイン


「はいっうれしい!」

こうしてカウンターは無類の酒好きが並び、おのおのが好きな酒や酒場の話をしはじめる。

「そう、そう、そろそろかんすけ(ミニ燗銅壺)をカウンターに置きたいんだけど、まだまだ暑くてね〜」

かんすけや燗付けを私に教えてくれたのはナツコ。

彼女が最近気に入っている燗酒屋が、藤島さんの昔からの行きつけの店とわかり盛り上がる。

そこのマスターの温度の操り具合が素晴らしいと話題に。

こうして頻伽の10月の休みスケジュールは酒勉強日を優先に現場でどんどん決まってゆく。

カレンダーにかきこまれていく飲み日印🍶

糧になること、愛あるひとたちと呑む時間がなにより優先。頻伽にご予約くださるお客様が最優先。

今月も不定休でご迷惑おかけしますが、研修ということでっ😊ごめんなさいね。あ、ごめんってあやまるなとみなさんから言われているんだった笑

テーブル席では阿佐ヶ谷の人気店こたろうチームが打ち合わせ中。

飲食店の若きプロフェッショナル達が集結し、
チームワークで美味しい楽しいをみなさまに提供している安定の店。

自らも今を楽しみ志を抱く若者たち。それを見守る店主。素晴らしいですね。

鹿児島で新たなチャレンジをするノリも加わり、今日は赤屋根ポルチーニの炭酸割り。

iittalaの新古品が入荷したので(jhouseさんありがとう)
カルティオシーブルーにポルチーニハイボールがよく似合う。

瞳をキラキラさせて写真を撮り、じっくり味覚で勉強するノリの酒能力と感じる力にサチも力をもらえる。

ラストは久しぶりに若手俳優のYが美しい青年とあらわれ、役者さん仲間かな?と思ったら弟さんでした!
遺伝子すごい。

弟さんは蒸留酒好きでいろんなお酒がいけるタイプ。

キャンベルタウンのヴァッティングをストレート&チェイサー🥃でおだしした。

クヴェヴリ好きなYには、吉祥天女たちに連れてってもらったクヴェヴリもある素敵なワイン角打ちに感激したことなど情報交換。

頻伽は年齢、性別、仕事、関係なく酒愛あふれるひとたちの純粋なマニア心をくすぐる極楽酒場です。

なによりわたしがたのしみすぎていつもお客様に助けてもらったり教えていただいたりと感謝がたえません。

この日も最高でした!
ありがとうございます♪
\(^o^)/

天才 荒木一郎を取材した分厚い本『まわり舞台の上で』

私がラビットフットレコードに勤めていた時のオーナー小川真一さんも執筆しております。

この日は荒木一郎の名曲をかけながら藤島さんと荒木一郎のやばさ、天才っぷり、60年代から80年代のサブカルチャーについておおいに盛り上がり、より音楽が好きになりました。

ラグビーワールドカップの解説でフランスへ長く行かれる前にお立ち寄りくださり楽しかったです。

ラグビーわからないけどにわかスポーツファンの私も燃えています😆
がんばれにっぽん🏉🇯🇵🌸

#藤島大
#新田佳子
#ギークスティル蒸留所
#アムリタジン
#小川真一
#荒木一郎

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