世にも奇妙な物語
【呑屋日記3/25】土曜のビンガは世にも奇妙な物語でした。
紫の扉の向こう側から恐る恐る、しかし眼光鋭くこちらを伺っている紳士がいる。
木の芽どきはいろんな「気」が舞い込んでくる。
こちらも鬼太郎アンテナを即座に立て妖怪センサー稼働!
すると連れのかたが颯爽と「お久しぶりです」と先に入店。
あら!実に4年ぶり。一瞬誰だったかと迷いましたが「ああ!Aさん!」
そしてAさんの後ろからこちらを覗き込むように先程の眼光の主。
「ママ…、ぼく出禁だよね、でも来ちゃいました。ごめんなさい…」と告げるはこちらも4年ぶりのBさん!
「やだーBさん!なにまた小芝居してるのよー!笑笑笑」
「だってだってママのLINEがーーぁ!」
と自分のスマホを私の目の前にグイと見せてきた。
そこにはSACHIとBさんのLINEのやりとりがつらつらと表示されているのだが、
そのSACHIはさちではない。
「えー!僕ずっとこの人と4年間ママだと思って時々やりとりしてたー!」
「やだー!私じゃないわよーなんなのそれー!」
聞くところコロナ禍のあいだ厳重に気をつけねばならぬ職種のうえ酒場に出ず引きこもっていたという。
そのあいだ連絡網的にビンガの近況報告を一度、二度とした覚えはあるが、
その後はちがうSACHIさんと近況報告をしあってたらしい…マジかっ!笑
その場にいたCさんもこわいですねぇぇとガクガクブルブル笑
Bさんは微細な感受性の持ち主で頭脳も優秀すぎるからとうとう狂ったのかと思って心配しましたわよ笑
あーよかった。
カウンターで居合わせた3人、奇遇にも同じ大学のサークルに在籍していた時期があることがわかりキャンパスライフに花が咲く。
この日はアド街が阿佐ヶ谷編で酒女うろこが出るから、皆さんTVのある店でのんでらしたかな、頻伽はカウンターに三人だけのこじんまりした土曜日でした。
けれども明るく楽しいお酒の面々がかえってきてくれてサチは幸せな週末でした。
うれしい。ありがとう。
写真はヒメシャラの木とブナの木が合体した木をみつけました!
山でイモリ?かヤモリをみつけておっかけてたら目の前にどーーん!
木が木にぐるぐる巻き付いてるのもあったり不思議で奇妙でしたが畏怖の念を抱きました。
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