風が強く吹く日だった。いつもよりも湖を揺らす波が強い。
そんな日に掲げられた、色々な形の、色々な大きさの、色々な文字が綴られた虹色の旗。
ストックホルム市庁舎をスタート地点として始まった Pride Parade。
それぞれの想いを抱いて、ここには来られなかった人たちの想いも背負って、人々が練り歩く。
爆音で流れる Lady Gaga の "born this way" に合わせ、踊ったり、立ち止まって笑い合ったり、ゆったり歩いたり、車いすを進めたり、それぞれの人がそれぞれ
ロンドン、パリ、ストックホルムと3都市に展開している Japanese knife company という会社がある。
街を歩いている時に偶然見つけ、knife という名前に少しびくびくしながら中に入ってみた。
こじんまりしたお店のショーケースに、綺麗に並べられた和包丁たち。
「藤次郎(Tojiro)」「佑成(Sukenari)」「三昧(Zanmai)」等々、色々な名のついた包丁があって面白い。日本で包丁をじっくり眺めたこともなかったので新鮮だ。母国のものであるはずなのに、