もう一人の役割②
前回は、emotionの赤平陽子さんに
今年の銀座での展示会についてお力添えをいただくことになりました、
で終わっていました。
今回は、陽子さんが何をどうお考えになって
このお仕事に向かわれているのか、
関吉久美をどう見てるのか、アート書道をどう見てるのか、
そのあたりのことを、彼女のブログに書いているので、
それを紹介したいと思います。
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「陽子さんにブログを書いてほしいです」
とてもありがたいご提案を頂きました。
これから「関吉さんとわたし」が挑戦する事業の足跡を残したいと思います。
この度、関吉さんの「アート書道作品」を流通させたい。というお話からお仕事を頂きました。
周りの方々からは
何故???
とよくお問合せを頂きます。
その答えのすべては「ご縁」この一言です。
少し固めになりますが、このブログ残したいと思います。
本題に入る前にどうしても書き残したい事があるので
ここに残したいと思います。
それは、関吉さんとの出会いのきっかけです。
2022年2月札幌中心部から少し離れた円山エリアに拠点を持つことになり、日ごろお世話になっている印刷会社の社長様に名刺の作成の依頼をした時です。
「このエリアで新しく守成クラブの会場が出来るんだよね。実はまだオフレコなんだけど。(笑)代表は書道家の女性の方なんだよ。」
ポロっと呟かれました。
書道家の女性?
私の拠点の傍が会場である事もそうですが、
入会の決め手は「関吉さん」への興味?でもあったという、
今になってみると
その様な気持ちだったことを思い出します。
初めてお見かけした時の印象。
思ったより小柄な方。
目がお綺麗な方。
若干人見知りされるのかな。(笑)
それ以上に感じたことは、関吉さんから生まれる「芸術」がどの様なものか?興味深々である私がいた。
ということです。
書きながら振り返ると
引き寄せられたようなつもりでいて
実際は、私自身が引き寄せていたのかもしれませんね。
お仕事に繋がった瞬間は「あの時かもしれない」。
関吉さんとご縁して間もないころ、書道教室主宰の作品展が銀座で行われたことをFBで拝見しました。
銀座は、私が30代のころ
東京滞在先が新橋寄りの銀座だったので
その時の記憶と
同時にとある気付きがあります。
私は、美術系の大学を卒業しましたが
子育てをしながら博物館学芸員の勉強を学生時代サボった後悔から
履修し直して取得したのですが
「子育てが終わったら学芸員の資格を使った仕事がしたい」
未来予想図があり、
書道教室の作品展は、
未来予想図があったことの「気付き」を頂きました。
すぐさま、お会いした時に
「気付きを頂いてありがとうございます。」と学芸員の話をした
あの時がお仕事に繋がる第一歩だったのではないか?と
振り返ります。
芸術全般における「アート書道」の位置(カテゴリー)について模索する。
関吉さんの「アート書道」は
A:「描」(えがく)
B:技法の根底は「書道」(字を書く)
Aの要素が大きく、その裏側にBが存在する。
と私は捉えています。
この捉えを理解するまでに、何度もお話を伺い
教室を見学し、日ごろの作風または過去の作風
そして、日ごろの投稿やHPなど入念に拝見しながら「知る」作業を行います。
関吉さんの「アート書道」をどのようなステージで
どの様に紹介するか?
「Aの要素が大きく、その裏側にBが存在する。」
カテゴリーは「アート」で
アートの世界で「書道」を発信する。
という「起点」最初の踏み出しを探すのに時間をかけました。
起点の位置が曖昧だと着地(こうなりたい)にもたどり着かないのは
おそらく何事にも当てはまります。
また、「最終的にこうなりたい」の終点も大事なことです。
作家活動においては、この分類や分析作業はしないと思いますが、
展示・伝承・販売においては、この点と点が線で繋がる事が
流通に繋がる手段のひとつであり、
私の役割は、頭の中で四六時中このような調査・構想作業を
繰り返し頭の中をグルグル何周も巡らせる作業が仕事になります。
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「アート書道の原画に流通を起こす」
これが私がやりたいことで、数年かけて取り組んでいきたいことです。
その第一歩を踏み出す「方向」と「歩幅」が私にはわからなかったので
赤平陽子さんにお願いしました。
ちょっとやったからって、すぐに結果がでるようなものではないのですが
「初動」が大切なので、そういう意味ではとてもとても大きな働きをしていただいています。
10月16日の午後からは、展示作業が始まります。
全ての作品の配置、レイアウトは彼女に任せています。
根拠を持ってレイアウトは考えてくれています。
17日から22日までの6日間、彼女はずっと在廊してます。
ちなみに、私は20日、21日、22日に在廊です。
さあ、いよいよです。
私自身の作品も…梱包して発送しなきゃ…