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門下生作品講評【No.6】

◉大阪教室 鷲見美保さん

美保さんは愛知県在住ですが、
今回はご都合により名古屋教室に来られないので、
スケジュールに合わせて各地の教室に
参加しています。
道外教室5ヶ所は全てコンプリートしてます。笑
(あとは北海道の教室ですね)

さて、こちらの大阪教室の皆さんも
10月の銀座展示会に向けての作品作りですが、
美保さんは色々試した結果、今日は
「紐持ち」で模様的なものを書くことに。

しばらく何枚か書いて、そして
「先生…これを“訓”という字にしたいんですけど、
どうやって書いたらいいですか〜…?」

こうやって持って、私に見せてくれました。

ほほー…なるほど。
「訓」の3本線にしたいわけねぇ…

でも、ダメだ。
「訓」はゴンベンだから、
この左側に、横線を最低でも5本書くことになる。
せっかくの綺麗な縦線が死ぬ。
もったいない。

「うーん…訓じゃないね〜
それ、横にして、そこに小さーーーーく
アルファベットを散りばめる、ってのは
どう?」

銀座展示会は
「漢字一文字」「漢字二文字」「英単語」
というルールなのですが、

「英単語」はラッキーです。
文字数が欲しい時に稼げます。
「○文字の英単語」と調べればすぐ出ます。
(意味をこだわると難しいですが…)

ちなみに美保さんが調べたところによると
世の中で一番多い文字数の英単語は
45文字、だそうです。笑
(何という単語だったかは忘れちゃいました)

とても綺麗で気に入ったこの線の模様に
「一発で」書き入れなきゃならないので、
かなり緊張しますよね。
失敗したら台無しです。

そして出来上がったのが、
この作品です。

ミスティーク(mystique)、という単語を
いくつか書いてます。

線が主役で、線の綺麗さで勝負なので、
実はなかなか難しいです。
誤魔化せない。

訓、じゃなくて良かった…笑

2023.06.24@大阪府大阪

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