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【明日から使えるワイン講座〜基礎編II〜『品種』】

皆さん、こんにちは!けいすけです!

本日は第2回「品種」について詳しくお話ししたいと思います!今回は、私がワインに興味を持ったきっかけとも言える『ワイン一年生』という本を基に代表的な6品種をご紹介します!

その後、これもまた重要な「単一とブレンド」についてお話ししたいと思います!

(まだの方は、基礎編Iもご覧ください!)

代表的な6つの品種とは?

ここでは赤・白それぞれ3種類ずつご紹介します!

また、皆さんに分かりやすいよう擬人化したイラストをイメージに合うように使用しています。参考になればと思います。
(イラストは王国興亡記様からお借りしています。)

まずは、赤ワインに使われる3種類です。

❶カベルネ・ソーヴィニヨン

(Cabernet Sauvignon)

まずは赤ワインの王道・カベルネ・ソーヴィニヨンです!

フランス・ボルドー地方を代表とする品種で、ザ・赤ワインといえばカベルネ・ソーヴィニヨンです。下の地図を見てもらうと分かりますが、ボルドーは、南仏に位置しています。

ちなみに、フランスの二大ワイン産地は、このボルドー地方とブルゴーニュ地方です!是非、覚えておいてください!フランスワインの特徴やボルドー地方の詳しい解説は、『フランス』編で詳しく解説します!

(Wine Book フランスワイン事典様から引用)


ピノ・ノワール(Pinot Noir)

お次は、孤高のクイーン、ピノ・ノワール。

フランス・ブルゴーニュ地方を代表とする品種です。

先ほどのカベルネ・ソーヴィニヨンと比べ、渋みが少なく比較的飲みやすい品種です。

説明の通り、土地の選り好みがあるので、作れる産地も限られてきます。


メルロー(Merlot)

最後の赤ワイン品種は、メルロー。

先ほどの2つの品種よりもまろやかさが特徴の品種です。

実はこのメルロー、日本でも多く作られており、我々日本人にも親しみやすいメルローが誕生しています!是非、飲んでみて下さい!


さて、次は白ワインの3つの品種を見ていきます。

シャルドネ(Chardonnay)

まずは、ザ・白ワイン、シャルドネです。ブルゴーニュ地方・シャブリ地区が有名な産地でしょうか?

他の白ワインと比べ、飲みごたえがある*フルボディな品種です。

ボディとは?・・・「ボディ」というのはワインの専門用語で、ワインの味わい深さを表現するものです。ワインのボディは、「フルボディ」、「ミディアムボディ」、「ライトボディ」の3つです。
「フルボディ」のワインは3つの分類のうち、濃厚で重みのあるワイン。「ライトボディ」は、基本的にアルコール度数が低く、合わせてタンニンも少ないことが多く、日常的にもよく飲まれます。
「ミディアムボディ」は、フルボディとライトボディのちょうど中間くらいの濃厚さと渋みのもの。


ソーヴィニヨン・ブラン

(Sauvignon Blanc)

お次は、すっきり爽やかなソーヴィニヨン・ブランです。

最近では、ニュージーランドが代表的な産地ではないでしょうか?

他の品種に比べ、爽やかで飲みやすくワインを飲み慣れていない方には手が出しやすい品種です。


リースリング(Riesling)

最後は、高級甘口として有名になり、女性にも大人気のリースリングです。

ドイツやフランス・アルザス地方など寒い気候で作られる事が多いです。

また、このリースリングは*貴腐ワインとしても有名です。

しかし、最近は辛口ブームにより、甘口は勿論、辛口のワインを造る生産者が増えています。


貴腐ワイン・・貴腐ワインとは貴腐葡萄からつくられるワインです。貴腐葡萄は完熟した葡萄に貴腐菌(ボトリティス・シネレア)がついて出来る特殊な葡萄です。素晴らしい香りと甘美な風味。その希少性から「ワインの帝王・帝王のワイン」と呼ばれています。フランスのソーテルヌ、ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼ、ハンガリーのトカイワインが世界三大貴腐ワインと呼ばれています。(サントリー様から引用)

なぜこの6つの品種をご紹介したかというと、この品種を飲み比べることによって自分の好みのワインを見つけやすいからです!

例えば、ピノ・ノワールの味が好きだったら、この品種を使ったワインを探す事も出来ますし、店員さんに自分の好みを伝える事で、より自分の飲みたいワインを紹介してくれると思います。


単一とブレンドって?その違いは?

次に、単一とブレンドです。

ここでは、定義と違いについてお話しします。

単一とは、1つの品種を使ったワイン。
ブレンドとは、複数の品種を使ったワイン。

たったこれだけです。

しかし、ここからが重要です。

新世界ワインは、単一ワインが多く、旧世界ワインは、ブレンドワインが多いです。

ここで、美味しさについてのお話をしておきましょう。

勿論、ワインは嗜好品ですので絶対的に美味しいワインというのは存在しません。

しかし、ワインを美味しく味わうには段階があります。

最初は、子どもおいしいワインを飲む必要があります。子どもがカレーやプリンなど分かりやすく美味しいものが好きなように、分かりやすくて美味しいワインを飲んでみてください。

次の段階として、大人おいしいワインです。酢の物やたこわさの美味しさを子どもの頃は理解できなかったけど(筆者の主観です笑)、大人になってからその美味しさが分かるように、分かりにくく美味しいワインを飲んでみてください。


結局、何が言いたいかというと、単一ワインは、分かりやすく、ブレンドワインは分かりにくいワインであるという事です。

もし、ワインを初めて飲む人がロマネ・コンティなど超高級ワインを飲んで、あんまり美味しくない...と思うのは非常にもったいない事だと思います。

分かりやすい新世界ワインを飲みつつ、たまに旧世界ワインを飲んでみる、という飲み方をオススメします!

(舌の感覚は人それぞれなので、全ての人が当てはまるわけではありません。)


おまけ:本日のワイン

本日のオススメは、チリの『コノスル・ビシクレタ』シリーズです!

写真の通り、自転車のマークが目印なのですが、この『コノスル・ビシクレタ』シリーズ、1000円以下で買えちゃうんです!
写真のワインは、シャルドネですが、ご紹介した他の5種類の品種もリーズナブルに楽しめます!(BICICLETAと書いてあるものです。)
是非、品種で飲み比べて自分の好みを見つけてみてはどうでしょうか?
勿論、リーズナブルながらも美味しいワインですよ!


いかがったでしょうか?

次回は、ワインの品質保証制度や収穫年・ラベルについてお話しします。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

コメントやスキ、お待ちしております!

ワイン一年生に興味を持った方は、下のリンクからどんな本か確認してみてください!


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