Rubin ルビン

考えることが好きです。哲学や論理学が好きです。 記事をあげたらTwitterでお知らせします。https://twitter.com/RubinRoom 2021/7/12初投稿。記事集まったら短編集に…という目標に向かって頑張る。

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最近の記事

ゴリラの学名で「抽象・具体」が理解できる説。

皆さんご存知の動物「ゴリラ」。その学名は、Gorilla gorilla gorilla。皆さんも今度から、この動物を見かけたら、きちんと「ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ」と呼ぶことにしましょう。 世の中の生物には、分類というものが定義されており、ゴリラは、実は動物界>脊索動物門>脊椎動物亜門>哺乳綱>霊長目>ヒト科>ゴリラ属>ゴリラ・ゴリラと分類されます。 ゴリラがヒト科に分類されると知って驚いた人もいるかもしれません。 我々ホモ・サピエンスはヒト科>ヒト属(Homo)>サピエ

    • 「場合分け」の威力。

      場合分け。算数で聞いたことがある単語だって思う人は多いのではないだろうか。場合分けとは、一気にまとめて扱うことが難しい事柄を、いくつかのグループに分けて考えることを言う。今日は、物事を考える際に、場合分けをすると、とても効果的であることを実感してもらうことにする。 例として、あるお題について、総合的に「良い」のか「悪い」のかを考えるケースを想定する。今回はこのお題。「女性の管理職の割合が高い会社には政府が補助金を出す」という政策の是非を考えるとしよう。簡単にかみ砕くと、次の

      • 校内マラソン大会:苦しい経験をする意味とは

        僕は走るのを楽しいと思ったことは今まで一度もない。疲れるし、のどは乾くし、息は上がるし。今日はそんな疲労を強制させる学校のマラソン大会。女子は5km、男子は8kmの距離を走る。 出席番号が前から3番目の僕は、足は遅いのに最前列でのスタート。転んだら、後に続く300人に踏みつけられる。それだけは避けようと、ピストルの音とともに全力でダッシュ。今だけは芸能人の運動会番組で、最初だけ全力疾走するお笑い芸人の気持ちがわかる。 走る時に走りを意識すると余計疲れる。とりあえず、意識をそ

        • スマホ販売のカラクリと私

          いらっしゃいませ〜。ドアが空き営業時間終わりかけの今、賑やかな子連れ家族が来店。私の役割は、この人たちにスマホを買わせること。目標は最新の機種で最新の5G契約させること。販売員、今日の最後の一仕事ね。 自分・会社の利益のために人間心理を操る販売員 vs 欲しいという気になるまでは買わない客 の駆け引きが行われるこのビジネス現場に隠れた戦略を分析していきます。 1)二つのカラクリこのビジネスには2つのカラクリがあります。 A:問題意識の洗脳。 肩こりと言う概念は、肩こりと

        マガジン

        • Rubin's Museum
          8本

        記事

          mRNAワクチン最前線を日本語で解説。

          Rubinの科学者としての一面が、でた。この記事を書こうと思った理由は、Natureで発表されたmRNAワクチンに関する最新情報を日本の皆さんにも伝えることで、少しでも貢献したいと思ったからである。科学に詳しくない人でもわかるように、かみ砕いて説明していく。わからないところは、コメントやDMください、必要に応じて情報付け足します。(元の記事:https://www.nature.com/articles/s41573-021-00283-5.pdf) ※書いてあるままのニュ

          mRNAワクチン最前線を日本語で解説。

          「憲法で決められてるから」ってのは理由にならない

          議論するときに、「それが決まりだから」とか「憲法で決められてるから」ダメ!という主張を耳にすることがある。 髪を染めることは校則で禁止されているからダメ。 契約で禁止されているから副業はやってはダメ。 法の下の平等は憲法で決められているから、不平等な人の取り扱いはダメ。 みたいな主張聞いたりしません?今回は、議論において「○○は決まりだからOK・NG」というは主張として有効なのかを考えていく。 記事の読み方について注意: 1)Rubinの個人見解です。絶対的な考えはない

          「憲法で決められてるから」ってのは理由にならない

          もし死ぬ日がわかったら?余命特定と人の行動を思考する。

          もし自分がいつ死ぬのかわかっていたら、人々はどのような行動をとるのだろう。死に方はわからないが、日にちだけはわかる。そんなファンタジーの世界みたいな想像を膨らませて、考えを巡らせる。 苦しい、あつい、けど幸せ。料理中に特に手伝いはしないけど、後ろから小腸をつかむくらいの勢いでギューっと抱き着いてくる、尊い人間。いや、コメだけ研いでって言いたくなることもあるけど、このデフォルトのポジションも愛を感じるので、なんだかんだ僕が全部やる。料理中はなぜか僕たちはあんまり会話をしない。

          もし死ぬ日がわかったら?余命特定と人の行動を思考する。

          人に合わせる・合わせない…どっち?

          定時までにやること終えたのに、今帰ったら周りの人から怠惰だと思われそう。ほんとは、お酒嫌いだけど友達の手前、付き合いで飲まなきゃいけない。周りの人に合わせて、同じ行動をすることで評価をあげようとする心理…。 みーーーーーん、みーーーーん。 風呂の窓に引っ付いているこいつは、こうやって鳴き続けることが子孫繁栄や仲間を見つけるという、生きる目的のために必要な手段なのだろう。暑さで、一人なら絶対外に出ないけど、今日は大学時代の友達付き合いのためにカフェに行く。夜中にかいた汗を流す

          人に合わせる・合わせない…どっち?

          主観感情=無意味?ディベートの誤解4つを解決(後編)

           私って冷めた人間で、ディベートは好きなんだけど、ディベートを過大評価する人や過小評価する人に出会うと、まだまだだなって心の中で思ってしまう人間なのです。  この記事はディベートの誤解を解決するヒントを与える目的で書かれている。ディベートに関する次の4つの誤解について、私が正しいと思うことをここに記していく。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 1)ディベート=論破? 2)ディベートとディスカッションは完全別物 3)ディベートはYes/Noの結論を導くもので、中間の

          主観感情=無意味?ディベートの誤解4つを解決(後編)

          ディベート=論破?ディベートの誤解4個を解決(前編)

          ディベートにネガティブな印象あり。論破じゃないのに、それをわかってらえないで悔しい悲しい…そんな人に対して、これを読めばもう自信をもって答えられるという記事を書くことにした。 読む前に2点だけ注意: 1.執筆者自身が正しいと思うことを書いています。絶対に正しいということを証明することはできませんが、それはどんな主張でも同じこと。究極、受け取り方は自由です。 2.あんた誰やねん、て質問はしないでね。私自身が信用に値するかではなく、記事の内容を読んで、意見が納得できるかで判断し

          ディベート=論破?ディベートの誤解4個を解決(前編)

          寄付の美化に潜む二面性

           我々は普段「カァ、カァ」と仲間と鳴くが、緊急事態には「ギャー、ギャー」と声質を変え、仲間を呼び助けを求める。すると、数百数千のカラスが集まり、仲間の危機を救うべく出動する。  人間の援助の仕方は、カラスとは異なり、その場に駆けつけるだけではなく、援助の仕方は様々だ。人や場面によって異なるが、食料や物資の提供、電話で安心を確かめ合ったり、救急車を呼ぶなどの短期的な援助、募金や政策変更などを通した長期的な援助などがあげられる。  さて、カラス界隈にはなじみのない「募金」とい

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          学歴社会に嫌気?うちの温泉へいかが?

          就職・昇進の学歴差別に苦しむ大人、高いランキングに入るべく受験勉強に苦しむ学生、学歴社会に嫌気がさしてる?そっか~…ツライね涙。こんなものが無ければっていう皆さんの気持ち、痛いほどよくわかりますぅ………ってただ共感し合うぬるま湯は、意外とその入浴方法を変えれば、しっかり温まって風邪ひかない程度にはなれますよ。興味ある方は、こちらの廊下を進んで、ごゆっくりどうぞ。 改めていらっしゃい、学歴社会なんてクソくらえだって思ってる人向けに、そんな人がとるべき行動を提案するべく、用意さ

          学歴社会に嫌気?うちの温泉へいかが?