burning

  朝から友だちと行き違いがあり迷惑をかけて落ち込む。シナリオをリライトしようと思うが、結局細かい部分を変えただけで大きくはいじらない。近く市井さんに講評をもらえる予定なのでそれを待とうと思う。卒業したら誰に見せたらいいんだろう。自分しかいないか。貧血でくらくらしながら有楽町に『バーニング』を観に行く。ぼーっとした頭でも(むしろその方が?)味わえる映画で心地よい。全てが洗練されていて、でも韓国の熱い血があり、でも全力で村上春樹でもあっておもしろかった。一緒に行った子も気に入ってくれたのでとても嬉しかった。音楽・映画もさる事ながら、先日TBSラジオのsession 22で韓国文学特集をやっていて、韓国、そっちもいけるのかよ…と思った。自分はいろいろあって、韓国にはネガティブなイメージをもっていたこともあったし以前の韓流ブームは苦い気持ちで見ていたが、今こうやって韓国に興味や敬意をもてて、行きたいし学びたいと思えるようになったことは本当に嬉しいし、文化には力があるんだと実感する。骨太な作品があるってことは骨太な人たちがいるってことだからなあ。嫉妬する。夕食を取ろうと入った喫茶店にキアヌ・リーブスのサインが入った皿が飾ってあった。キアヌ、元気にしてるかな。

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