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Pythonエンジニア認定基礎試験を歩く

筆者です。
今回はPythonエンジニア認定基礎試験についてまとめていきます。
今年の夏に取得したのでどのようにして取得することができたのかといった経緯や勉強法について説明します。


Pythonエンジニア認定基礎試験とは

Pythonエンジニア認定基礎試験は正式名称、「Python3 エンジニア認定基礎試験」となっております。
問題数は40問で、選択式、CBT方式です。
試験時間は60分で合格基準が7割となっているため、28問正答することで合格できます。
受験料は現在、一般価格が11000円、学割価格が5500円で学生だと半額で受けることができます。
非常にお得です。
また、再受験に関するルールが策定されております。受験の際にはご注意ください。

出題範囲

出題範囲は、公開されている情報で1章から14章まで分かれており、4章の比率がかなり高いです。そのほかの比率は3,5,8,10となっており、この5章分でほとんどの試験領域を占めています。

対策本

対策本は、メジャーなもので2冊あり、1つ目が認定テキスト、2つ目が公式問題集です。私が受験した際には公式問題集をネットで購入し、3周分問題を解きました。

認定テキスト

公式問題集(お世話になりました)

価格は若干Python3エンジニア認定問題集のほうが高いですが、こちらを使うことでかなり合格に近づいた実感があります。

取得経緯

この資格を取得するに至った経緯としては、javaやAIの資格を持っているのに対してまだPythonの資格を取ったことがなく、たまたまこの資格に出会ったことで取得を決意しました。学割もあり安めに受験できるといったメリットもあったからです。

勉強法

さて、ここからはPythonエンジニア認定試験を取得するためにどのような勉強を行ってきたのかについて解説していきます。
まず、受験するために参考書の購入を行いました。公式問題集のほうです。こちらの本を読み、問題を解いていきます。問題を解く際には問題集に直接書き込んでしまうと2回目以降答えが見えてしまうので直接は書き込まずにチラシの裏紙や余った紙を使用することで問題を解くようにしました。間違えた問題に対しては暗記系は暗記をすることで対応し、制御系は処理をトレースしたり基本的な構文のおさらいを行ったりしました。問題集には模擬試験の章があるのですが、こちらは飛ばして最後に解きました。そのため3周のうち2周は最後まで解いていません。

下地

筆者はPythonエンジニア認定試験を受けるにあたり、もともと競技プログラミングやWebアプリケーション、AI等でPythonを使用する機会があったため基礎的なif文やfor文の制御構造を理解している状態から勉強を始めましたが、初学者はPythonを実機上で使用してPythonの構文を覚えることをお勧めします。その理由として、この試験はPythonの構文を覚えることが非常に重要になるためです。個人的にはAIをPythonで動かしてみることでPythonに関する理解が深まるとともにAIも学ぶことができるため特におすすめしたいです。

モチベーション維持

勉強を続けているとどうしてもモチベーションがあまり上がらない時がありますが、その時には勉強せず、モチベーションが高いときにまとめて勉強するといった手法をとりました。
また、勉強する際には5章ごとにまとめて解いて、区切りをつけることで短期間で集中することもできました。

勉強期間

勉強期間は7月下旬に受験申し込みを行って参考書が届いたのが8月初旬、受験が8月下旬なので1か月あるかないかです。
モチベーションがあるときが大体土日なのと平日にあまり時間が取れていないので勉強時間だけでいうと10時間弱です。
1回の勉強時間は1時間くらいでした。
そのため難易度自体は比較的難しくはないと感じました。

まとめ

今回Pythonエンジニア認定試験を受験して感じたことは、若干Pythonについての知識が高くなったということとPythonで知っていると思っていたことでもあまり理解がなかったことに気づくことができ、知識の再整理を行えたといったことがメリットだと感じました。ほかにも資格を取得することができたらまた記事にしていきたいと思います。もし記事に書かれているこれについてもっと詳しくしてほしい、ここの部分が間違っている等ありましたらコメントでお願いします。閲覧ありがとうございました。

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